ペットネタ

ライバル登場で愛犬が食わず嫌いを克服!?

こんにちは。編集部です。

いまさらですが、今回はGW中の愛犬の出来事をお話しようと思います。

私はカレンダーどおりの休みで、毎日どこかしらの公園へ出かけていました。というのも、旅行をするには料金が高いし、何よりも小さな子どもと小さな犬が一緒だと、できるだけ渋滞や混雑の場所は避けたいからです。

子どもが危ないのはもちろんですが、イベント会場などの混雑した場所だと人の視界から消えてしまう小型犬は、踏まれてしまう危険性があります。だからといって、ずっと抱っこされていれば歩きたい犬もストレスがたまるし、3~4kgの体重といっても、抱っこをする側も疲れてしまいます。

ということで、小さな子どもと犬のコンビがのびのび楽しめる場所となると、やっぱり公園を選ぶことが多くなります。ちなみに、子どもは生まれたときから犬のいる生活が当たり前なので、よその犬も大好きで、初めて見る犬種でも、大型犬でも怖がることなく近づいていきます。予期せぬ行動をとる小さな子どもを苦手とする犬は多いので、驚かせないように近寄ってきちんと飼い主さんに声をかけてから触れ合うように教えていますが。逆に愛犬は犬が大嫌いで、発見すると私たちの影にサッと隠れるか、抱っこされていると強気で威嚇したりします……(笑)

そんな行動がかみ合わない子どもたちですが、GWということもあるし、日ごろはあまり遊ぶことのできない公園に連れて行くことにしました。目的地は駒沢公園。ペアペアという家族で乗れる4人乗りの自転車がお気に入りです。近所にペット同伴可のインドカレー屋があるのでお昼の心配もいりません。ちょうど「肉フェス」が開催されていましたが、そっちに人が集中しているだろう、と。

ペットも家族も一緒に乗ることのできる四輪自転車「ペアペア」
愛犬はバッグなどに入れられなければ、乗り物が大好きなのでご機嫌です。もちろん、自転車をこぐのは私の役目です

そして、せっかくのお出かけなので愛犬にも特別なおやつを持って行くことに。選んだのは、インターペットの会場でいただいたペティオ「ナチュラルスタイル プチビーフ」というジャーキーです。添加物を一切使っていないので愛犬にも安心してあげられますし、北海道産牛肉が素材のちょっと贅沢なおやつです。

国産原料のみを使用し、国内工場で製造される「ナチュラルスタイル」シリーズ。私も食べてみましたが、薄味ではあるものの、十分におつまみにもなりそうなジャーキーでした

しばらく遊んだあとは、遂に待望のおやつタイムです。尻尾を振りながらおとなしく待っていますが、妻が封をあけてジャーキーを差し出すと動きがとまります。あれ? いつもなら待ちきれんばかりの態度を見せるのに。じつはわが家の愛犬は、ジャーキーなどの固い食べ物があまり好きではないのです。おいしそうなジャーキーなので食べるかな、とも思ったのですが、失敗に終わるのでしょうか。歯や顎の健康のためには、できるだけ固いものも食べてほしいのですが…。気分が乗らなかったり、興味がなかったりすると、さっさとその場所を離れてしまいますが、「おやつは食べたいけど、ジャーキーはイヤ!」「でも、ちょっとおいしい匂いがするかも」と愛犬も葛藤しているようで、ジャーキーのことは見ています。

匂いを嗅ぐものの、なかなか食べようとしない愛犬

そこで、妻が「こんなにおいしいのに、もったいないなぁ」とジャーキーをパクリ。もともと妻は愛犬のフードやおやつを味見する習慣もあり、食べないときには率先して食べて見せたりします。でも、愛犬も食べないときは、まったく食べません。妻が話しかけながらジャーキーを何度か口に運んでいきます。

今度は、その妻の様子を芋けんぴをポリポリしながら見ていた息子が、サッとジャーキーに手を伸ばしてパクリ。「おいしーい!」の感想とともに、モグモグしながら次の分に手を伸ばしていきます。息子の食欲が旺盛なのは愛犬もよく知っているので、このままだと自分の分がなくなると危機感を抱いたのかもしれません。もう一度匂いを嗅いで慎重にジャーキーを食べ始めます。いざ食べてみれば、すっかり気に入ったようで、今度は「おかわりちょーだい」の猛アピールです。いまでは、ジャーキーのカサカサ音が聞こえると、駆け寄ってくるほどになりました(笑)

愛犬より先にジャーキーが気に入ってしまった息子
息子の食欲に危機感を抱いて、おそるおそる食べ始める愛犬

最近では、ペットフードの安全性もより高まっていますし、素材を吟味し無添加のものも増えています。もちろん、わが家でも原材料はきちんと確認しますし、自己責任で試食をしています。ただ、犬だって人間と同じで、本当は家族みんなと同じものが食べたいはずです。わが家の場合は、家族みんなが食べる姿を見せれば、愛犬が苦手なものでも食べる可能性がグッと高くなります。さらには息子というライバルの登場で、愛犬の食わず嫌いも少しは直って、これからはおやつの固めのレパートリーも増やすことができそうです。

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