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第8回_ |
OSの一機能とは思えない充実ぶり
Windows XPならデジカメ写真の印刷も快適 |
エディター
成松 哲 |
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▲写真を保存したフォルダを開き、「画像のタスク」の「画像を印刷する」をクリック |
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▲一覧表示された写真の中から印刷したいものにチェックを入れる |
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▲写真を用紙にどのように配置し、印刷するか指定する |
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▲オンラインプリントの注文画面。フジカラー、コニカ、キヤノンの3社から選択できる |
せっかく撮影したデジカメ写真なのだから、パソコンで観るだけでなく、プリントしたくなるのが人情というもの。普通、デジカメ写真を印刷するというと、グラフィックソフトを利用するのが一般的だ。しかし、加工、編集するわけでもなく、ただ印刷したいだけなのに、いちいちソフトを起動して、画像を表示させるのも何か違うような気が……。
そんな疑問を解決してくれるのが、Windows XPの印刷機能だ。
使い方はいたって簡単。印刷したいデジカメ写真が保存されているフォルダを開き、「画像を印刷する」をクリックするだけ。「写真の印刷ウィザード」が起動するので、あとは画面の指示にしたがって作業を進めればOKだ。
写真の印刷ウィザードでは、まず、印刷したい画像を選択する。フォルダ内のデジカメ写真を一括印刷できるので、1枚1枚画面に表示させて、プリントアウトするグラフィックソフトよりもはるかにお手軽だ。
しかも、選択したデジカメ写真はさまざまなレイアウトで用紙に印刷できる。1枚のデジカメ写真を用紙の中央に配置できるのはもちろん、用紙いっぱいに写真を印刷する「フルページプリント」にも対応している。フチなし印刷可能なプリンタなら、銀塩写真をプリントした時のように、デジカメ写真を印刷することができる。また、選択した写真すべてを1枚の用紙にプリクラのように並べることも可能。とても、OSの一機能とは思えない充実ぶりだ。
「ブロードバンドOS」と呼ばれるだけあって、Windows XPはネットワーク関連機能も充実している。そのひとつがオンラインDPE機能だ。
デジカメ写真の保存フォルダから、インターネットを通じて、カメラメーカーにデジカメ写真のオンラインプリントの注文をすることができるのだ。料金はL判1枚35~40円。銀塩写真の現像料金と比べてもそれほど割高感はない。プリントした写真の送付先は自由に指定できるので、パソコンを持っていない知人に写真を送る時にもうってつけだ。
「ホームDPE」とか「オンラインプリント」と聞くと「敷居が高そう」と感じる人も多いはず。しかし、XPなら、普段、パソコンを操作する時と同じ感覚でフォルダをクリックするだけで、これらの作業が行えてしまう。この気軽さが、XPの魅力であり、真の実力なのだろう。 |
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