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第2回 音の広がりと迫力に圧倒! 5.1chシステムの導入は大ヒット
音楽ライター
ashtei |
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▲機材だらけの仕事部屋でも、各スピーカーがコンパクトなため意外とすんなりと設置は行えた |
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音楽ライターという仕事をしていると、どうも一日中、音楽漬けの生活をしがちなもの。自宅作業をしている時、音楽が鳴っていないことの方が珍しい。原稿の執筆を始め、制作作業のほとんどでPCを活用しているわけだが、今やその用途は広がりを見せ、音楽を聴くディバイスとしても活躍している。そのため、これまではCDやラジオを聴く際、オーディオ機を使用していたが、今や使う機会もなく、すっかり埃を被ってしまっている。
Windows OSはWindows 95の時代より使い続けており、今は最新版のWindows XP Professionalをメインで使用。中でも欠かすことができないお気に入りは、Windows Media Player 9だ。CDやインターネット・ラジオを聴くため、いつも起動している。
すっかり音楽を聴くためのディバイスがPCへと移行した中、より充実したサウンドを求めるべく、5.1chシステムを導入することにした。職業柄、音に対するこだわりも当然あるし、それに加えてWindows Media Player 9シリーズが5.1chサラウンド・サウンドに対応していることもあり、是非とも試してみたかったのである。
揃えた機材は、Creative Media社のSound Blaster Extigy-LEとInspire 5.1 5200だ。Extigy-LEはUSB接続なので、取り付けが簡単なところが魅力。また、デスクトップPCのみならず、ノートPCにも使えるところもいい。Inspire 5.1 5200は、手頃な価格ながら、本格的なサラウンド・サウンドが味わえる優れものスピーカー・システムだ。こちらも接続自体は簡単。仕事部屋が機材だらけで且つ狭かったので、スピーカーの配置に苦戦するかと思いきや、各スピーカーがサブ・ウーファーを含めてコンパクトなため、すんなりと行なえた。
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▲Windows Media Player 9 |
Windows Media Player 9を起動し、お気に入りのサウンド・ソースにアクセス。いざ、再生してみると、まずは音の広がりと迫力に圧倒された。音の臨場感という意味においては、サラウンドシステムの効果は覿面に表われていると言えよう。また、サブウーファから出てくる低域の効果も抜群で、そのサウンドは迫力ものである。
近年のミュージック・シーンは、重低音を強調した音作りがされている。特にダンス・ミュージック系において、その傾向は顕著に見られる。筆者はギター・サウンドを中心にしたロックを専門にしているが、このジャンルにおいても例外ではない。低音弦を1本追加した7弦ギターの普及により、サウンドはよりヘヴィになっている。こうした音楽を通常のスピーカー・システムを備えたPCで再生すると、物足りなさを感じていたところだっただけに、今回の5.1chシステムの導入は大ヒットである。ますます、ハマりそうな予感がする……。 |
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