カスタムPCが欲しいがよくわからん！それならドスパラの自作パソコン組立代行サービス

2024年4月17日 [各種サービス、インタビューなど] [ゲーミング]

カスタムPCが欲しいがよくわからん！それならドスパラの自作パソコン組立代行サービス

　ゲーム系のイベントでカスタムPCを目にしたり、YouTubeでPC組立動画を見て欲しいと思ったりしたとき「自作ってよくわからんができるのか」「手先が不器用なのだが…」などなどの理由からおよび腰になる人は意外にも多い。

「担当スタッフ会心の裏配線の出来」というドスパラ秋葉原本店の作例PC

　究極的には見た目はどうあれ動けばよいのだが、組み終えるまではケーブルマネージメントの順番を間違えて作業が振り出しに戻る、ケーブルの長さが足りない、パーツが干渉する、M.2の小さいネジが行方不明などのイベントが起きがち。そして、通電してもBIOS画面が表示されない。不具合を探す……それらは何度も自作を経験している人からしたら楽しみ、いわば醍醐味であるが、例えば「カスタムPCでゲームをするのが主目的」である場合はただのストレスでしかない。

　今回は、そんな読者におすすめなドスパラの自作パソコン組立代行サービスを紹介する。見積もりも柔軟な仕様になっている。特定のパーツカラーで揃えたい、あのゲームをやりたい、やたら光らせたいなど、具体的な製品名がわからなくても大雑把な要望を伝えると専任のスタッフが対応してくれる。Webも同様で、フォームで要望を送信後、細かい部分はヒアリングを経て最終的な見積もりの作成になる。見積もりの内容を確認後、簡易コースであれば、パーツ代＋組立代行代11,000円で組んでもらえるのだ。それもキレイに！つまり、細かいことがわからなくても目的に合った自作パソコンが組まれた状態で届くわけだ。

パーツの持ち込みもWeb通販からもOK！

ドスパラ秋葉原本店登坂祐大氏

　自作パソコン組立代行サービスは全国のドスパラ各店で対応しているだけでなく、Web通販からも利用できる。また、ドスパラ以外で購入したパーツや手持ちで流用したいパーツの持ち込みもOKと柔軟な受付仕様だ。料金体系は次のふたつで、入金確認後7日以内に発送される。

●自作パソコン組立代行（簡易）：基本11,000円（税込）

　組立と配線、起動確認、BIOSの設定まで行う。ドスパラで一式を揃え、そのまま依頼した場合の料金になり、持ち込みパーツがある場合は22,000円（税込）になる。

●自作パソコン組立代行：基本22,000円（税込）

　組立と配線、起動確認、BIOS設定、Windowsインストール、初期設定、エラーチェック、動作確認を行う。ドスパラで一式を揃え、そのまま依頼した場合の料金になり、持ち込みパーツがある場合は33,000円（税込）になる。

　以上のようになっており、開封してすぐに使いたい方は、OSのセットアップ済みの基本コースを選べばいい。

　受取方法は発送、店舗受け取りどちらでも可能。

　ビジュアルを重視できるオプションもある。例えば、グラフィックカードの縦置きや、電源ケーブルの延長を依頼できるのだ。最近人気のピラーレスのケースや側面がガラスになっているタイプを選んだ場合は中身がよく見えるため、このようなオプションを選ぶのも一興だろう。

●グラフィックカード縦置き：3,300円（税込）

　専用のフレームやブラケットを追加して、グラフィックカードを縦置きにするオプション。

●電源ケーブル延長：3,300円（税込）

　魅せる配線向けのオプション。スリーブケーブルでマザーボードやグラフィックカードの周りをスッキリさせられる。ケーブルの色を選べるほか、LEDによるドレスアップにも対応。

グラフィックカードを縦置きにした場合。選んでいるPCケースによっては難しい場合があるので、店舗で相談しながらパーツを選ぶのがおすすめ。
キレイなケーブル配線例。ケース内の清掃をするときにとても楽。

●【比較用】配線がごちゃごちゃな筆者のPC

写真は筆者のPCの裏側。勢いあまって電源×2にしてみたところ、雑に押し込んだケーブルがごちゃっているため、裏側の配線は二度と触りたくない感じになっている。

　もうひとつ「自作ケア」という大事なオプションがある。自作パソコンの場合、パーツの故障はパーツメーカーごとでの保証対応になる。このとき、故障したパーツを取りはずし新しいパーツの取り付けが必要。このオプションは期間を選択でき、その期間内であればその工賃が無料になるのが「自作ケア」だ。

各店舗のスタッフが組んだPCを見てみる

　組立作業は社内研修をクリアしたスタッフが担当し、電源の配線からファンケーブルやファンコントローラーなどの設置、エアフローもしっかりと考慮してキレイに仕上げてくれる。なお、社内研修の具体的な内容は非公開だが、スゴイ厳しいとのことだ。

　実際にドスパラ各店のスタッフが組んだ自信作を見てみよう。

●ドスパラ秋葉原店の作例PC

ホワイトからカラー基調のものまで様々

ドスパラセレクトのスリーブケーブルをメインにNoctuaファンやProArtシリーズを組み込んだという渋い1台も

●ドスパラ各店の作例

大宮店「モノトーン構成で青色ライトのおしゃれPCです。」
名古屋・大須店「性能と見た目の両方を兼ね備えた組み合わせにて組み立てた妥協ないPCとなります。」

博多店「人気のホワイトカラーをドスパラをイメージする青にライティングしました。参考例としてできる限りの装飾パーツを使ったり水冷の液晶に表示するGIFも作成しています。」
仙台店「白基調のパーツを使用して、グラフィックカードも縦置きでおしゃれで映え重視な一台。性能も両立しているので、クリエーター作業やゲームも快適にできます！」

新潟店「根強い人気の白基調パーツで構成した、ミドルスペックのゲーミングパソコンという位置づけで作成しました。もちろんファンの色・発光パターンも変えられますし白が主体なのでパステルカラーが似合います！」
白山フェアモール松任店「流行りの白いパーツで構成したかわいい重視のパソコンです。グラフィックカードはRTX4060を搭載しているのでゲーミング性能もばっちりです！」