ドスパラでGO! with AKIBA PC Hotline! | Impress Watch

ドスパラでGO! with AKIBA PC Hotline! ドスパラでGO! with AKIBA PC Hotline!
2024年12月25日   [各種サービス、インタビューなど

年末年始に新しいPCやパーツがほしいけど今まで使っていたものも処分したい――そんなときには“中古買取”を有効活用してみよう!

 皆さんはPCやPCパーツを買い替える時、それまで使っていたPCやパーツはどうしているだろうか?比較的新しい製品ならいざというときに備えて予備としてストックしておく、あるいは廃棄処分してしまうということもあるだろう。

 しかし、PCやパーツが高騰傾向の昨今、改めて考えたいのが“中古買取サービスで売る”という考え方だ。本稿では、ドスパラが実施している中古買取を紹介する。基本的なサービス内容に加え、有効活用のするためのポイントをチェックしていく。

ただ“処分”するだけでも手間はかかる
“中古買取”を上手く使えば廃棄よりもお得!

 PC本体の場合、手っ取り早そうに“見える”のは廃棄処分。ただし、これは手間がかかることもある。まず、デスクトップPCやノートPCで“PCリサイクルマーク”が付与されている製品は無償のPCリサイクル、あるいは小型家電リサイクル法に基づく自治体や事業者による回収およびリサイクルを利用するのが基本だ。

  • PC関連のリサイクルや廃棄は、PCリサイクルマークや小型家電リサイクル法関連の事業の利用が一般的
  • ただ、単純に“捨てる”だけでも有償になるケースも少なくない

 自作PCとなると少々話が変わってくる。PCリサイクルマークのない自作PCをリサイクルで処分することは以前に比べれば容易になったが、手間やコストがかかるし、居住している自治体・地域が回収などに対応しているかどうか、あるいは近隣に回収に対応してくれる事業者があるかどうか、などの難点もあり、粗大ごみのように簡単に処分できるケースが一般的とは言えない(自治体によっては、PCパーツ単位の一定のサイズ以下のパーツであれば一般ごみとして処分できることもある)。いずれにしても、このような方法を取る場合は、単純な処分、もしくは“お金を払って”処分してもらうだけだ。

 結局処分に手間もコストもかかるのであれば、この機会に“中古買取”で引き取ってもらって、次のPCやパーツの軍資金にしてみてはどうだろうか?

 PCやPCパーツの販売を展開するドスパラだが、中古商品の販売と買取も全国の各店舗およびインターネットの通販サイトで実施している。買取中のジャンルは多岐にわたり、PC本体、PCパーツ、各種周辺機器、スマートフォン/タブレットが対象。買取方法は、店頭持ち込みに加えて、宅配買取(通販サイトで申し込んで発送。宅配買取時の送料は無料)を用意。全国のどこからでも気軽に利用できるシステムとなっている。

  • ドスパラ中古買取サービス「店頭買取」の流れ
  • ドスパラ中古買取サービス「宅配買取」の流れ

 また、買取価格を把握しにくいこともある中古品の買取だが、ドスパラでは事前に買取価格の目安がセルフチェック可能で、インターネット上でゲーミングPCを含むデスクトップやノート、PCパーツ、スマートフォン/タブレットの簡単見積りが利用できる。市場のトレンドや需要などにより買取価格は変動するものなので、日頃より最新の情報に触れておくのもよいだろう。

  • ドスパラの通販サイトでは、中古買取価格の簡単査定も可能。買い取ってほしい製品を選ぶと、買取上限価格が確認できる
  • 実際に買取手続きを進める場合は、買取希望製品をカートに入れ、手続きを進める

高く買い取ってもらうには

 使わなくなったPCやPCパーツなどを買い取ってもらうなら、できれば高く買い取ってほしいと思うのが人の常。そこで今回は、ドスパラに“高く買い取ってもらうためのコツ”を伺った。

 まず基本中の基本だが「汚損や破損がひどいものは減額、もしくはNGの可能性がある」とのこと。デスクトップPCのケース外装、ノートPCの天板は、清潔な布で、細かい部分も念入りに拭いてきれいにしておくとよいだろう。また、「PCパーツやキーボードの隙間のホコリはエアスプレーで吹き飛ばしておくのが効率的できれいにしやすい」とのアドバイスも。

  • 高額査定の大原則は“きれい”であること。「購入時の状態に近づける」ことを目標に清掃を行おう。目立つ傷、シールや汚れなどの「次の人」が気になるようなダメージも極力避けるように、日常の使い方にも注意を払いたい

 きれいにする際には、「自分で貼ったシールは剥がす、手垢やヤニは落とす、というのもポイント」。シール貼り跡、手垢やヤニ汚れは、商品として陳列されたとしても特に目立つ上、後からきれいになりきらない場合も多いため、マイナス評価になるのも当然といえば当然。使用中のPCやパーツを将来的に売却することを考えているなら、普段から丁寧に使うことを意識すべきだろう。

  • マザーボードは特に付属品が多い。マニュアルやドライバーインストール用のメディア、SATAケーブル、Wi-Fiアンテナ、ノベルティグッズなどもチェックしておこう

 また、PC本体の中古買取を利用する場合、特に気を付けたいのが箱や付属品だ。「購入時の元箱はもちろん、マニュアル、Microsoft Officeやリカバリー用のCD/DVDがそろっていることが重要。ACアダプター、バッテリー、保証書、付属品⼀覧やファーストステップガイドなどの印刷物、各種ケーブル、プロダクトキーは高額査定につながります」とのことだ。ただ、欠品があっても買い取りは可能なので、査定時に相談してみるといいだろう。

 元箱で併せて注意が必要なのが、32型を超える大型のディスプレイの買取時には元箱が必須になるということだ。これは大型テレビの運送を依頼する際も同様なのだが、多くの場合が元箱での梱包が基本で、別箱の場合、梱包状態によっては断られる可能性も。大型ディスプレイの元箱を保管するのはかさばるので若干難儀ではあるが、将来的に買取や運送の可能性がある場合は考慮しておこう。

  • 液晶モニターの元箱は買取や運送時に重宝する(特に32型を超える場合はほぼ必須)。ただ、かさばるので残しておくのも容易ではないかも

 パーツの買取も広く実施しているドスパラだが、いくつかNGもあることが明記されている。破損要注意なのは当たり前だが、PCパーツの場合、やりがちなのがCPUやマザーボードのピン曲がり。ピン曲がり破損は買取NGとなる可能性が高いので特に注意したいところ。ただ、丁寧に扱っていれば防げるので気を付けておこう。PCの組立時はもちろん、買取準備の清掃中などに曲げかねないので十分に気を付けよう。

  • 買取対応しているPCパーツのジャンル。対応している場合でも、CPU/マザーボードのピン曲がりなどのNGポイントもあるので注意

 また、買取に対応していない、あるいは買取に出すときの状態に注意が必要なPCパーツがあることにも留意したい。現在は、電源ユニット、PCケース、本格水冷関連パーツは対象外とのこと。これは経年劣化の見極め、需要などを考えれば仕方のないところかもしれない。

 場合によって注意が必要なのはビデオカードで、「酷使しすぎたもの」はNGの可能性があるとのこと。明言はされておらずあくまで一般論だが、機械学習やマイニングなどのように非常に高い負荷のかかった状態で長時間運用され続けたビデオカードは、通常よりはるかに劣化していることもある。このようなパーツは一般的にはNGになる可能性が高いことが予想される。普通の使い方をしている人は気にすることはないが、現在酷使させている、今後厳しい条件で利用する予定があるという人は気に留めておいてほしい。

ドスパラで売るならキャンペーンも有効活用を!

 以上のように、高額買取してもらう、減額されないコツはあるが、売るものの状態や市場の動向、トレンド次第で買取金額が増減してしまうのが中古買取。細かい努力・配慮は欠かせないが、買取でさらなるプラスを目指すなら、キャンペーンも上手に活用したい。

  • 査定アップなどのお得なキャンペーンは積極的に活用したい

 ドスパラの買取サービスにて現在常設で開催されているのが「中古買取の日」。毎月“3”の付く日に買取金額を所定の率でアップするというものだ。店頭では“3”の付く日に直接持ち込んだ場合、宅配買取の場合は“3”の付く日に申し込みが完了している・申込完了日を含む15日以内に依頼品が買取センターに到着している、のいずれかの条件を満たす場合(買取品の発送は申込翌日でもOK)、査定額が5%アップとなる。ほかの買取金額アップキャンペーンとの併用はできないが、条件さえ満たせば広く利用可能、“3”の付く日は少なくないので(3日、13日、23日、30日、31日)、使い勝手はよさそうだ。

 このほかにも、2024年12月上旬時点では、

デスクトップPC買取査定金額に応じて買取最大10,000円アップ
 2025年1月14日(火)10:59まで
デスクトップPC SSD/HDD無しでも減額なし買取サービス
 SSD/HDDを新しい環境に流用したい人にも便利
査定に納得がいかない場合でも安心 パソコン「返送料」無料

などのキャンペーンが開催中。CPUやビデオカードなど、ジャンル指定で買取強化を行っていることもあるので、不用品の処分を検討しているなら事前にチェックしてみよう。

 このほか、直接査定額がアップするものではないが、全国のドスパラ店舗では「Windowsパソコン最短60分査定」を実施中。年の瀬も迫るこの時期、待ち時間を節約できる取り組みも上手に使っていきたい。

  • 近くに店舗があるなら店舗持ち込みが時間的には早い。Windows PCの場合は最短60分のスピード査定も実施中だ

 昨今のPC/IT関連の中古市場は活況で、製品自体の基本性能が上がってきていることからちょっと前のモデルでも事足りる、予算を抑えるために状態のよい中古品も購入時の検討対象、というケースが少なくない。また、性能の高いビデオカードのように、中古市場でも品薄状況の続くジャンルのものもある。

 ユーザーが“買う”ことが増えれば“売る”ほうのニーズも高まるというもの。新しいPCやPCパーツ、スマートフォンの購入時には、ぜひとも中古買取を活用してみてはいかがだろうか。

ドスパラのホームページ
https://www.dospara.co.jp/

ドスパラ「中古買取」のページ
https://www.dospara.co.jp/used-buy.html

この記事が役に立ったらシェア!

バックナンバー

「ドスパラでGO! with AKIBA PC Hotline!」トップページへ

カテゴリー別セレクト記事

▲トップへ戻る