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2023年7月28日   [PC周辺機器・アクセサリー]  [ゲーミング] 

USBハブとプログラマブルスイッチがついたボリュームコントローラーを試す。ちょっと改造は必要だが、小便利な存在であるのは間違いない

今回は「USBハブ&プログラマブルスイッチ搭載ボリュームコントローラー DN-916224」。あると便利なボリュームノブに加えてプログラマブルスイッチ×3、USB 2.0 Type-A×3を備えたコントローラーだ。販売価格は3,480円。

直径約40mmのボリュームノブやプログラマブルスイッチ、USBハブを備えたコントローラー

本製品はチップ類の一部がむき出しになったデザインになっており、半むき出しのプログラマブルスイッチ×3、USB 2.0 Type-A×3が目立つ。ボリュームノブはスタンダードな見た目だがアクリル板で部分的に保護されているだけなので、側面から見ると構造の確認は容易だ。PCなどとの接続用にUSBケーブル（C to A,約95cm）も付属する。

サイズは113mm×53mm×30mmで、ボリュームノブの直径は約40mm。ボリュームノブとしてみると程よい大きさであり、回した際のクリックもある。デフォルトではボリュームが割り当てられており、Windows 11では2刻みでボリュームの調整が行えた。なお、背面にゴムなどの滑り止めはないため、別途仕入れてのカスタムを推奨する。

• パッケージ
• 直径約40mmのボリュームノブ

• プログラマブルスイッチは3つある
• USB 2.0 Type-Aポートも3つ

• 本製品とPCとの接続はUSB Type-C
• 付属のUSB Type-A to Type-Cケーブル

プログラマブルスイッチを見てみると、スイッチそのものがある状態であり、そのままだとスイッチを押下しにくいと感じる人もいるだろう。次に触れる設定ソフトウェアで任意のキーを割り当てられるが、ボリュームコントローラーに重きをおいて検討するといいだろう。

• スイッチが押しやすい持ち方はないものかと模索中

本製品のページに設定ソフトウェアのダウンロードURLがあり、カスタムキー×3の設定とボリュームノブの左右、押下をキーで変更できる。カスタムキーはCTRL+Cのような設定ができるほか、TabキーやWinキーにも対応するため、たまに入力したいショートカットを割り当ててみたりメディアキーを再検討したりするといい。またカスタムキーにPrintScreenが割り振れないのだが、この点はボリュームノブの押下で設定可能になっている。スクリーンショット用の運用を考えると、押下のしやすさが大事なのでアリといえるだろう。

• 設定ソフトウェア。シンプルな設定項目のみになっている

LEDライトの発光オン/オフだけでなく、カラーも変更できる。発光パターンのカスタムは用意されていないが、明るさの調整はできるため、ゲーミングな環境用だけでなく、視認性の確保目的でのライトアップにもほどよい。

• 設定ソフトウェアではLEDの色も変更できる
• 室内照明が点灯している状況では、そこそこ目立つくらいだ
• 薄暗い状況ではアクリルにも光が回る
• LEDライトも実質むき出しなので位置を探すのは簡単

プログラマブルスイッチ×3が魅力的な製品になるが、ボリュームコントローラー＋αを検討しはじめると、底面にゴム足の追加やプログラマブルスイッチを押しやすくするために、製品ページでも推奨されているように、スイッチカバーを被せるなどの工夫が必要になる。上海問屋としては久しぶりの「自分でなんとかせい」的なアイテムになるが、USBハブ＋ボリュームコントローラーのみの運用でも小便利なので、とりあえず、ボリュームコントローラーを探している人は本製品をチェックしてほしい。