上海問屋ブランドのゲーミングマイクが爆誕! 音質だけでなく機能も十分なUSBマイクを早速試してみた
今回紹介するアイテムは「RGBライト搭載・ノイズリダクション付きUSBマイク DN-916088」。ゲーム向けマイクで例によってレインボー(実際には5色+自動切り替わり)に光るが価格に対して性能がよく、おうちでマイクを使用することが増えつつあり、音質を良くしたい人にオススメの製品だ。販売価格は3,980円。
タッチセンサー式のミュートボタンを備えたUSB接続ゲーミングマイク
本製品はスタンドとセットの状態でパッケージに入っており、サイズは高さ約245×直径約100mmになる。マイク本体は直径約50mm。下記写真のように操作ダイヤルやボタン以外のスペースに余裕があるため、ポップガードやウィンドジャマーの取り付けもやりやすい。また本体上部、マイクのある部分にはLEDが内蔵されており、グリーン、ネイビー、ブルー、イエロー、バイオレットの5色か、自動で色が変わるのを楽しむことができる。
操作ダイヤルとボタンを見ていくと、まず頂部にタッチセンサー式のミュートボタンがある。正面には上からLEDカラーを変更するVRAYボタン、マイクボリュームダイヤル(押下でミュート)、モニタリング用ボリュームダイヤル、エコーダイヤルが並ぶ。エコーダイヤルは文字通り、エコーの調整ができる。また底部にはPCやスマートフォンとの接続用にUSB Type-Cポート、ヘッドフォンジャックがあり、USBマイクとしては多機能だ。
スタンドは取り外し可能だが、マイクブームなどに固定できるネジ穴がなく、マイクブームを使用する際はやや手間がかかる。逆にスタンドは下に掲載する写真のようにマイク本体を倒した状態にもできるため、卓上での利用シーンを想定してみるといいだろう。
性能を見てみよう。マイクは指向性でカーディオイドタイプになる。つまり、マイク正面の音を重点的に録音するタイプだ。Windows 11搭載PCに接続してみたところ、デバイス名はSHEM-BOYと表示され、マイクおよびスピーカーのプロパティではサンプリングレート44.1kHz/16bit、48kHz/16bitが選択可能だった。そのほかのスペックは周波数特性が40~16,000Hz、インピーダンスが2.2kΩ、入力感度が45dB±2dB。
以下は実際に録音してみたものになる。OBSを使用してそのまま録音した形で、ポップガードやウィンドジャマーはもちろん、ソフトウェアの補正もナシだ。ソツなく録音してくれているため、ボイスチャットだけでなく、ビデオ会議用にもよいだろう。とくにミュートしているかどうか、視覚的に分かる点はインシデントの回避に役立つ。
また下記動画内ではエコーダイヤルを回した状態も収録している。エコーダイヤルは、けっこう大雑把な挙動であり、輪廓を軽く……と思った場合は、ほんの少しダイヤルを回すくらいが良いだろう。
見た目こそゲーミング仕様だが、音質だけでなく、タッチ仕様のミュートボタンやエコー機能など、主軸ではないがサブとして便利な機能も備えている。スタンドもしっかりしており、卓上での運用を中心に考えるなら、価格帯的にも本製品を強くオススメできる。
RGBライト搭載・ノイズリダクション付きUSBマイク DN-916088
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=475603
製品担当者のこだわりポイント
見た目重視の製品かと思いきや、意外にも実用的な音質なのが良いところですね。
LEDライトがゲーミング系の雰囲気を醸し出してますが、あまり派手さを感じさせない光り方なので、どなたでも使いやすいのではないかと思います。