仕事でもゲームでも活躍!コンパクトメカニカルキーボードの静音赤軸版がやってきた!!
今回は「日本語73キー配列コンパクトメカニカルキーボード(TTC静音赤軸Ver.) DN-916082 」。以前にも紹介したDN-915598のキースイッチ変更版になり、製品名にもあるように、より静音志向が高まったメカニカルキーボードだ。販売価格は7,580円(税込)。
静音仕様のキースイッチを搭載した日本語配列のコンパクトキーボード
本製品は、日本語73キー配列になっており、ざっくりいえば、ファンクションキーとテンキーなどをカットしたキーボードになる。サイズは337mm×104mm×37mm。キーサイズはフルサイズになっているので、手元のキーボードから上記した部分を除いたサイズをイメージするといいだろう。またキーはマット処理されており、テカテカしておらず、ちょっと高級感のある仕上がりだ。なお重量は約519g。
ファンクションやメディアコントロールなどはFNキーを使用して入力する仕様になっている。たとえば、F1はFN+1キーとなっているため、はじめてのコンパクトキーボードであっても慣れるまでは短く済むだろう。本稿の作成には本製品を使用しているが、最近ファンクションキーを押下してないのであれば、すんなり馴染めると思われる。また入力中にたわむ感じもなく、キーボードしての仕上がりはとてもよい。
- キープリントの下段がFNキーとのコンビネーションを示す。カーソルキーではホワイトLEDの明るさや、発光テンポを変更できる
- Print ScreenやHomeの入力もFNキーとのコンビネーション。個人的にはPAGE UP/DOWNがちゃんと独立しているところを気に入っている
キースイッチは、TTC silent red keyswitch V3(静音赤軸・リニア)。製品名にもあるように静音赤軸・リニアに属する。ゲーム中やビデオ会議中にキーの打鍵音が気になる人向けといったところ。押下圧は45±10gfと軽めだ。
キーボードとしての機能を見ていくと、Nキーロールオーバーとアンチゴースト機能、背面DIPスイッチ、FNキーでの制御がある。Nキーロールオーバーとアンチゴーストはゲーミングキーボードや高速打鍵勢にはお馴染みの機能であり、これがないと始まらない読者も多いハズ。背面DIPスイッチは、CapsLockキーとCtrlキー、Windowsキーと左ALTキー、WindowsキーとFNキーの入れ替えに対応する。FNキー+ESCキーでWindowsキーを無効化もできるが、ゲームプレイしたフィールでは、WindowsキーとFNキーの入れ替えを行なったほうが都合よく感じた。もちろん、WindowsキーやWindowsキーを利用したショートカット入力をあまり使用しないのであれば、無効化した方が早いのだが。
また搭載されているホワイトLEDのパターンは全点灯以外にも、消灯やゲーミングキーボードにありがちな、派手な発光パターンもある。いずれも明るさと発光タイミングの調整が可能だ。主な機能ではないが、気分を変えたいときに役立つだろう。
自宅での仕事用としてもコンパクトで邪魔になりにくく、上海問屋におけるハイエンド価格帯らしい製品だ。ゲーミング方面ではテンキーレスやショートサイズのキーボードが目立ってきているが、ファクションキーもいらん派には気になる製品といえる。打鍵感もよく、ゲームプレイ向きな機能も搭載されているため、ゲーマーにもオススメできる一品だ。1万円以下でちょうどいいキーボードがないかと探しているのであれば、コレだ!!
上海問屋 日本語73キー配列コンパクトメカニカルキーボード(TTC静音赤軸Ver.) DN-916082
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=475571&lf=0
製品担当者のこだわりポイント
TTC静音赤軸はその静かさはもちろんメリットなのですが、ある意味メカニカルスイッチらしくないスコスコした打鍵感がとても良いためこの軸を採用しました。
LEDのカラーは落ち着いた白色にしましたので、凝ったデザインのキーキャップへの交換なども楽しみやすくなっています。