1台で3役、自撮り棒やハンドグリップになる“伸縮機能付きコンパクト三脚”を試す
今回紹介するアイテムは、「自撮り棒・ハンドグリップにもなる伸縮機能付きコンパクト三脚 DN-916040」。小型三脚としてだけでなく、自撮り棒やハンドクリップとしても使用できる1台3役の便利な製品だ。販売価格は2,680円。
カメラや光源などをセットできる伸縮機能付きのコンパクト三脚
本製品はコンパクト三脚になる。旅行用だけでなく、ビデオ会議の際のカメラや光源固定などでも人気になっているカテゴリーだ。そんな部分もフォローしており、カメラやスマートフォンに加えて、光源のセットもできる仕様になっている(スマートフォンの利用には別途ホルダーが必要)。
外観はよくある三脚で、脚部があり、その上に雲台がある。雲台は完全に固定されているタイプ。雲台と脚部に伸縮機能があるためで、初期状態の長さは22cm。伸縮機能を使用すると最大22.5cm伸ばすことができ、そのときの全長は44.5cmになる。
脚部に高さの調整機能はなく、開脚角度も固定されている。下記写真を見てもわかるが、伸縮部の兼ね合いによるものだ。22.5cmまで伸ばすと、さすがにバランスが悪くなるが、10cmほどであればライトなどの固定はできる。
逆にカメラなど重量があるものは転倒しやすくなるため、自撮り棒として使用するとき以外は伸縮機能を使用しないほうがいいだろう。
雲台部を見てみよう。支持球は金属製になっており、価格とギミックからすると安定感がある。耐荷重は非公開となっているが、試してみたところ800g前後までは問題ナシ。傾けたり、伸ばしたりしない場合は、2kgまでOKといった具合だ。
側面にはアクセサリーシューがあり、ここにはライトやマイクなどを固定でき、持ち出し用だけでなく、自宅での使用にも適している。
すっかり種類が増えたコンパクト三脚だが、本製品には伸縮機能があり自撮り棒としても、ライトスタンドとしても活用できる。またアクセサリーシューがあるため、荷物を減らすことができるのもポイントだ。もっぱらVlog用としてアピールされているが、室内でも使い勝手がよく、とりあえずポチっておくと必要なときに助かる系アイテムだ。
自撮り棒・ハンドグリップにもなる伸縮機能付きコンパクト三脚(ロング) DN-916040
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=472548&lf=0
製品担当者のこだわりポイント
比較的安価な製品ですがとてもグリップ感が良く、チープさを感じさせない、頑丈な仕上げです。細部まできちんと作り込んであるのがこの製品を選んだ決め手です。室内外問わず、使いやすいサイズです。一本持っていれば何かと役立つのではないでしょうか。