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2021年05月21日   [スマホアクセサリー]  [撮影グッズ]

マイクやライトもセットできる可変式スマホホルダーを試してみた、グリップとしても使用可能

　今回紹介するアイテムは、「動画撮影に便利・旅先で役立つメタル製可変式スマホホルダー DN-916037」。製品名からも分かるように持ち出しのしやすい可変式で、可変ならではの利便性を秘める製品だ。アルカスイス互換もあり、出番は在宅ワークだけにとどまらない。販売価格は3,980円。

卓上スタンドからスマホグリップとして使用できる可変式ホルダー

　本製品はアルミ合金製で、幅60～85mmのスマートフォンにまで対応するホルダーだ。可動部はヒンジとスマートフォン保持部分になっており、折りたたんだ状態から都合のいい形態に変形させて使用する。

　開封時点では折りたたまれた状態になっており、とりあえず、動かしてみると質の良さがすぐにわかるだろう。折りたたんだ状態のサイズは82×38×25mm。ホルダー部分も稼働するため、ほぼ突起がなく、携行時にありがちな破損と遭遇しにくい。なお重量は約116g。

• 初期状態
• 本体と付属の六角レンチ

• パッケージ

　本体はノートPCのように開いて、ホルダー部分を回転させ、ホルダーのツメを動かして変形終了だ。ヒンジは固めに設定されており、付属の六角レンチで強さを変更できる。

• ヒンジは270度まで開き、かつ固めなのでグリップ形態でも安定性がある
• 幅60～85mmまでのスマートフォンに対応。画像は6.4型の「LG G8X ThinQ」に装着した様子

• ツメの内側には滑り止めのゴムがある

　想定されている使い方は、卓上スタンドに加えて、180度開いてグリップとして使用するの二つ。スマートフォンホルダーは縦横に対応しているほか、台座部分は1/4および3/8カメラネジ対応だけでなく、アルカスイス互換でもある。そのため、卓上に直接設置するだけでなく、三脚やアームにも使用できてしまう。

　また、スマートフォンを保持するツメはアクセサリーシューにもなっており、使い道はカタログスペック以上に豊富だ。

• 標準的なスタンド形態
• 270度開いたスタンド形態

• グリップ形態

• アクセサリーシューにマイクをセットした状態
• 三脚に固定した状態

　さて。あまり想定されていないが、小便利な運用についても触れよう。スマートフォンを挟んでおくのは安定するが、在宅ワーク中にスマートフォンを手に取りたい場合、ちょっと手間が増える。

　そんなときは下記写真のようにスマートフォンホルダーを回転させず、下側のツメだけを起こしてスマートフォンを立て掛けておくといい。iPhone 12 Proでは問題なく立て掛けることができたが、より大きいサイズはちょっと不安定かもしれない。またバイブレーションが動作するとズリ落ちやすい問題もあるが、小便利なので卓上ではこの形態を愛用している。

• 下部のツメだけを起こして使用する
• 充電放置にもちょうどよかったりする

　運用先が多く、かつアルミ合金製で頑丈なのが魅力的なアイテムだ。上海問屋に並ぶスマートフォンスタンドとしては、3,980円(税込)とハイエンドプライスなのだが、使い勝手がよく、かつ壊れにくいため、自宅だけでなく、外でも使用することが多いのであれば、本製品がおススメ。スマートフォンだけでなく、ライトやマイクもセットしてエンジョイしてほしい。