モバイルしやすい“可変型”ノートPCクーラーを試してみた、七色に光るファンも搭載
今回紹介するアイテムは、「持ち歩きに最適な折りたたみ式ノートPCクーラー DN-916033」。使用時のみ、脚を引っ張り出す仕組みで持ち運びしやすいのが特徴。そして、なぜか七色に光る。とりあえず、七色に光れば比較的ゲーミングと言い張れるご時世ではあるので、ゲーミング製品としておく。販売価格は2,480円。
使用しないときは脚部をしまった状態にできるノートPC用クーラー
ノートPC用の冷却クーラーといえば、おおよそごついビジュアルが浮かぶハズ。本製品は使用しないときはコンパクトな形に変更できる可変型ノートPCクーラーで、脚部をしまった状態では99×215×20mmと、おおよそツインファン仕様のビデオカード的なサイズになる。
本体の上下から足を引っ張り出すことができ、その状態では265×215×65mmと、12~17インチのノートPCもしくはタブレット向けのノートPCクーラーになる。なお重量は約189g。
細かく見ていこう。ファンは実測65mmファン×2で、接続ポートはUSB Type-Cポート×1、そのほかに操作ダイヤルがない点からもわかるが、ファンコントロールはない。回転数についても非公開となっているが、それなりに動作音があり、ヘッドフォンか音楽再生をしてないと、気になりやすいだろう。よって、冷却性能よりも静音性を重視したい場所では迷わずオフにするか、抵抗を挟むことになる。構造自体はとてもシンプルなので改造はやりやすく、その際に背面の小物入れスペースも役立つ。
耐荷重について未記載となっているが、Dellの13型ノートPC「XPS 13」を本製品に載せて原稿を作成している分には、ABS樹脂ベースのわりに安定している。パワフルな打鍵派の場合は、微妙に揺れる可能性が高く、本製品が気になる人は自身の打鍵傾向を再チェックしてみよう。アイソレーションタイプのキーボードをソフトタッチ気味であれば、まず問題ないと思われる。
そして搭載ファンはなぜか七色に光る。ゆっくりと変化していき、かつ強制発光だ。この辺を本製品のネックと判断してしまう人もいる要素だろう。幸い、配線の処理はやりやすい構造なので、初期不良交換期間が過ぎたあたりで光らなくするのもアリかもしれない。
モバイルしやすい可変型ノートPCクーラーだ。ABS樹脂がほとんどであるため、常用するよりは、リソースをごっそり使用する処理が長時間になりそうな時や、別途マウスとキーボードがある状況での運用が中心になるだろう。
またファンとLEDコントロールがないため、使用シーンを選ぶ可能性はあるのだが対処と持ち運びのしやすさから許しやすい。春の訪れとともに、ノートPCのファンが全力回転、もしくは気温が高いと動作が不安定になったと感じているのであれば、本製品をチェックしてほしい。
持ち歩きに最適な折りたたみ式ノートPCクーラー DN-916033)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?bg=7&br=221&sbr=1075&mkr=2523&ic=471782&lf=0
製品担当者のこだわりポイント
コンパクトで片付けやすい形状がこの製品を選んだポイントです。在宅ワーク中はプライベートスペースでも業務用のノートPCをはじめとした仕事用品の存在感が増しがちですが、このクーラーなら使わないときは折りたたんで目につかない場所に仕舞っておけるのが良いですね。でも個人的には折りたたんだときのグラフィックボードみたいな見た目も悪くないかなと思っています。