卓上での撮影に便利な「自由雲台付きミニ三脚」を試してみた、耐荷重2kgで高い剛性と安定感がウリ
今回紹介するアイテムは、「自由雲台付き高機能ミニ三脚 DN-916024」。テレワーク導入割合が増加した結果、卓上での利用率が上昇しているミニ三脚。本製品はアクセサリーシューを備え、スマートフォンやライト、マイクなどの設置に便利なアイテムだ。販売価格は2,629円。
ミラーレスカメラもガッツリ固定できる雲台を備えたミニ三脚
ハンディグリップとしても使用可能
自由雲台付き高機能ミニ三脚 DN-916024は、上海問屋ネーミングルールからも分かるように、ミニ三脚だ。三脚自体は多くの製品が登場しており、スマートフォン登場以降はミニ三脚のリリース数も増えている。
スマートフォンやマイクなどの固定用にミニ三脚を買ってみたものの、微妙に不安定な点が気になったり、雲台で固定しても位置がズレていたりしたことはないだろうか。そんな点を解消してくれるのが、本製品。ミラーレスカメラもガッツリ固定できる雲台が、とくにステキだ。
形状はスタンダードな三脚になる。脚部はABS製樹脂で部分的にアルミ合金を採用する。重量は178gとミニ三脚の中ではやや重めだが、これは自由雲台がほとんどアルミ合金製になっており、その分、重量が増しているといったところだ。
サイズは脚部を閉じた状態では直径30mm、高さ180mm。脚部は2段階で長さが調整可能になっており、脚を開いて設置させた場合の高さは131mmか161mmになる。脚部の開閉角に段階はないが、閉じた状態はハンディグリップとして運用することを配慮した形状で握りやすい。
自由雲台は剛性が高く、仕上がりもいい。ボールヘッドの動作もスムーズで、固定する場合の位置ズレもごくわずかだ。価格に対して加工精度が高いと感じる人が多いだろう。
耐荷重は約2kgになっており、安定を取るのであれば1kg前後までと決めておくといい。テストではSONY α7RIVにVoigtlander APO-LANTHAR 50mm F2 Aspherical、Markins PSA92を取り付けた状態を見てみた。総重量は約1,071g。きつめの角度にしてみても固定以降に動くことはナシ。
また、カメラ台の部分は裏返すとアクセサリーシューにもなるほか、雲台は三脚から取り外すことができ、別の三脚に移植したり、三脚に直接マイクをマウントしたりもできる。
主役は加工精度のいい自由雲台な製品になるが、卓上用にミニ三脚を購入してみたものの、バランスが悪いだとか雲台が微妙でマウントしたデバイスの重量に負けがちなどを感じているのであれば、本製品はとてもオススメ。価格に見合わない使い勝手の良さであり、卓上だけでなく、散歩用でも活躍してくれるだろう。
自由雲台付き高機能ミニ三脚 DN-916024
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=470445&lf=0
製品担当者のこだわりポイント
この製品を選んだポイントは価格の割に安っぽくない堅牢な作りであるところです。
安定性が高く一眼カメラも余裕で支えてくれます。室内ではちょっとした物撮りや配信用のカメラの固定などに、屋外ではハンディグリップとしても便利です。サイズ感も丁度良く、手早く展開してすぐ使えるのもいいですね。