“ニキシー管風”のデジタル置き時計を試してみた、PCケース内に入れてライトアップグッズとしてもアリ
今回紹介するアイテムは、「画像アップロード対応・LCDパネル表示 ニキシー管風デジタルクロック(DN-916006)」。例によって製品名でおおよそわかるが、82×200×80mmとコンパクトであるのもポイントだ。販売価格は税抜き13,999円(税込15,398円)。
液晶パネルとガラスチューブで擬似的にニキシー管風の見た目を実現した置き時計
本製品はカンタンな組立式となっており、パッケージにはベースとなる本体とLCD、LCDカバー、USBケーブル、両面テープ、六角レンチが入っている。組立式といってもLCDを本体にセットしてLCDカバーを被せるだけなので、端子部に触れないくらいが注意点だ。
電源はUSB給電式で、初期状態では左側面にUSBポートが顔を見せているが、右側面のカバーを外すと、そちら側でもUSBポートを確認できる。設置場所に応じて変更可能というわけだ。
設定は本体にあるボタンから実行でき、時刻設定(及びカレンダー)と表示スタイル、ライトアップ設定が主だ。
専用ソフトウェア「Upload Tool3 日本語OS対応版」から任意の画像をアップロードすることができるほか、同ソフトにプリセットとして21種類のデータが登録されており、見た目の変更もやりやすい。
LCDの描写性能は解像度135×240ピクセル、階調の再現性も意外と高く、写真やイラストに対しても十分に耐える。またIPSのようでほぼ真横からでも時刻の確認が可能だった。なお、ボタン電池がボード状に搭載されているため、時刻設定や画像などはUSBケーブルを抜いても保持される。
冒頭で触れたように82×200×80mmと設置条件は緩いため、卓上に設置するとした場合、邪魔になりにくい。などと考えつつ、本体を眺めていたところ、レインボーに光る=最近のゲーミングPC製品のイメージだなということで、PCケース内に設置してみた。ケースは LIAN LI O11 DYNAMIC MINI。
同ケースは左側面と正面が強化ガラス仕様になっており、2チャンバー構造なのもあって横幅がある。思いつきでフロントから見えるように設置してみたところ、ジャストフィットだった。
Upload Tool3 日本語OS対応版からライトアップ演出などの変更はできないのだが、マザーボードから電源を取ればケーブルマネージメントは楽なので、お手軽に追加できるライトアップアイテムとしての見方もアリだろう。
また、側面から見えるにように設置する場合は、ミドルタワー以上であれば、物理干渉の可能性は低い。本体のカバーを外してスリム化もできるため、改造前提となるが、意外と遊べる。
上海問屋のアイテムとしては高級品に入る価格帯だが、見た目とサイズのバランスがよく、またカスタムもできるため、卓上アイテム以外の用途も思いつきやすい。上記したようにPCケース内に突っ込んでもいいし、配信用の小物としても活用しやすい。自己主張の強い時計を探してるのであれば、本製品によって高い満足度を得られるだろう。
画像アップロード対応・LCDパネル表示 ニキシー管風デジタルクロック(DN-916006)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?&ic=469179&lf=0
製品担当者のこだわりポイント
レトロな風合いのガラス管の中にデジタルな表示が行われている…というだけでなんか気分が高まりますよね?
デフォルトのニキシー管風表示も良いですが、この製品の一番の楽しみは自分で作ったオリジナルの画像データを表示できるところ。
ぜひ格好いい数字データを自作してみたり、推しの画像を表示したりして楽しんでいただきたいです。