在宅勤務にも役立つ「スマホ用Vlog撮影キット」、マイクや三脚などがセットで4,980円
保守アイテムにもちょうどいい
今回紹介するアイテムは、「スマホ用Vlog撮影キット DN-916001」。スマートフォンでのVlog(Video Blog)収録に役立つアクセサリーキットで、ショックマウントやウィンドジャマーのほか、キャリングケースまで付属する、上海問屋アイテムとしては妙に豪華な一品だ。
販売価格は税抜き4,980円(税込5,478円)。
スマートフォンだけでなくミラーレスカメラやPCでも役立つ撮影向けアクセサリーセット
本製品は、10個のアクセサリーからなる。ウィンドジャマーとウィンドスクリーン、カーディオイドタイプのマイク、マイク用ショックマウント、小型三脚、キャリグケース(ハード・ソフト)、スマートフォンホルダーホルダー、3.5mmオーディオケーブル(3極-4極、3極-3極)がセットになっている。
- パッケージ。iPhone 11 Proが採用されているが、本製品にLightning変換アダプタは付属しないため、イヤホンジャックが無い機種には別途変換アダプタが必要となる
- キャリングケース(ハード)に一式が詰まった状態で届く
スマートフォン向けとあるが、スマートフォンだけでなく、ミラーレスカメラやPCでも使用可能だ。
マイクはコンデンサー型でカーディオイドタイプだ。周波数特性20Hz~20kHz、SN比70dB、感度-38dBといった性能で、サイズは直径20×長さ70mm。ショックマウントもあるため、持ち歩きながらでもノイズが乗りにくいほか、設置した場合も同様だ。
また、スマートフォンホルダーは幅65~90mmまでの機種に対応する。ケースをつけた状態でも取り付け可能で、使い勝手はいい。
ウィンドジャマーは屋外で、ウィンドスクリーンは主に室内で運用することになる。いずれもノイズ低減効果があるため、音声収録や環境音収録に役立つ。マイク性能はそこそこであるため、本格的な機器に比べると劣る点はあるのだが、キャリングケースにまとめておけるため、旅行用にしたり、保守アイテムにしたりがちょうどいいだろう。なお録音性能についてはスマートフォン側のノイズキャンセリングもあるので、端末ごとで差が生じる。
自宅用として見た場合は、ミラーレスカメラとセットで使用したり、マイクだけであればPCに接続してしまってもいい。本誌読者であればGeForce RTXシリーズ所有率は高いかと思うが、NVIDIA Broadcastとの相性もよく、ビデオ会議のときのマイクとしても便利だ。また、セットアップに時間がかからないことを考えると、ワーケーションにもちょうどいいだろう。ショックマウント付属がとくにうれしい。
極端にマイク性能が高いわけではないが、もろもろがワンセットになり、かつ携行性の高さが魅力的な製品だ。記したように旅行だけでなく、自宅での仕事用としても活用できる。マイクスタンドを設置するには卓上が狭い場合の救世主になってくれるだろう。また、保険のマイクセットしても小便利であるため、すっかり在宅勤務が増えたのであれば本製品をチェックしてみてほしい。
スマホ用Vlog撮影キット DN-916001
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?&ic=468459&lf=0
製品担当者のこだわりポイント
低価格ながらも気の利いたセット内容で、マイクや三脚などが単品で販売されても問題ないクォリティなのがこの製品の良いところです。
特にマイクはスマホ内蔵のものと比べて狙った音が録りやすいのでぜひ使ってみてください。動画の雰囲気がちょっと変わりますよ。