スマホグリップにもなる可変型モバイルスタンドを試してみた、ネジ穴付きで三脚に固定も可能
今回紹介するアイテムは、「1/4ネジ穴付きモバイルスタンド DN-915871」。持ち運びのしやすい収納形態から、いくつかの形態に可変することができるモバイルスタンド+αな製品だ。販売価格は税抜き1,480円(税込1,598円、税率8%時)。
グリップからスタンドに可変するモバイルスタンド、コンパクトで収納のしやすささも魅力
スマホの普及に伴い、低価格帯のスマートフォン固定用のスタンドが増えた。種類は豊富であり、機能として見るとグリップしての固定、地面に設置しての固定、もしくはクランプや磁石でアクロバットな場所に固定するものなどが多い。では、本製品はというと、可変機構を用意することで複数の用途に対応するものになる。
本体はオレンジ基調のボディで、サイズは折りたたみ時で縦72×横48×厚み20mm。持ち運びが前提のアイテムであるため、変な突起物がなく、持ち運びのしやすさがある。ヒンジの存在からも分かるように開くことでスタンドやグリップとして機能する仕様であり、大雑把にいくつかの形態が決まっているものの、下記するように機能さえすればいいという前提であれば、用途先は各段に増えていくし、改造のしがいもある。
スマートフォンを固定するホルダー部分を見ておくと、約48~約78mmまでの幅のモノを挟むことができる。約78mmが上限とカタログスペックにあるのだが、幅77.8mmのiPhone 11 Pro Maxを取り付けてみたところ、遊びが皆無だった。ホルダー部分には金属部材を採用して強度を高めているものの、ギリギリのサイズ感では際どい印象を持つ。そのため、幅76mm程度が上限であり、6インチ付近までの端末に耐えるといった認識がいいだろう。
また、最短幅48mmとスマートフォン以外のアイテムを保持できるのもポイントだ。おおよそ、スマートフォン向けのホルダーは60mm前後からを想定していることが多い。本製品は上記の通りであり、ICレコーダーやアクションカムも対象に据えることができ、三脚用の1/4ネジ穴もあってカメラのシューになにかしら取り付ける用といった運用も可能だ。
主な形状を見てみよう。まずはグリップ。これはホルダー部だけを出した形態になる。
つぎにスタンド形態。これには2パターンあり、脚を立てた状態、背もたれ的な用途になる状態がある。また無段階に各パーツの向きを決めることができるため、状況に左右されにくいのもポイントだろう。
画面清掃用のクロスを実装した面もあるのだが、出番はあるようで少ない。画面やカメラ表面の清掃にちょうどいいのだが、だいたい設置している間に汚れが付着している可能性が高く、保険の保険的な立ち位置ではないだろうか。また筆者の場合は滑り止めになりそうという判断だ。
スマートフォン向けのスタンドとしてはコンパクトなのは当たり前だが、収納のしやすさが魅力。また色合い的にカバンの中で見つけやすいのも、持ち運びにちょうどいい。
上記の通り、いくつかの形態があるため、そのときの都合に合わせやすいほか、中間形態を利用するのもアリ。改造する余地も多く、都合のいいアイテムを自分でどうにかしたい人にもオススメだ。
1/4ネジ穴付きモバイルスタンド DN-915871
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