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2019年5月29日   [PC周辺機器・アクセサリー

4K/HDR対応で1,790円の安価なHDMIセレクターを試してみた

 今回紹介するアイテムは「4K・60Hz・HDR対応3入力1出力HDMI切替器(DN-915705)」。例によって製品名でだいたい分かるいつもの上海問屋製品だが、4K対応機器が増えてきた事情を考えると、持っていると重宝しそうなアイテムだ。販売価格は税抜き1,790円(税込1,933円)。

  • 「4K・60Hz・HDR対応3入力1出力HDMI切替器(DN-915705)」
  • パッケージ

 本製品は、3入力/1出力対応のHDMIセレクターである。4Kディスプレイを導入したが、HDMIポートが少ないことに対し、4K対応機器が多いといった状況下で出番となるものだ。

 例えば、PC側はDisplayPortで済ませられるが、ゲーム機やレコーダー、またはChromecast Ultra、Fire TV Stick 4KなどがあるとHDMIポートが足りないことが多い。そういうときに出番となるのが、HDMIセレクターというわけだ。

 形状はやや近未来的な角張ったしずく型となっており、3つのHDMI入力ポートと1つのHDMI出力がある。入力側はいずれも18Gbps伝送に対応しており、製品名にあるように4Kと60Hz、HDRに対応する。

 本製品と入力機器間のケーブルは18Gbps伝送対応であること、総延長3m以内といった条件はあるが、総延長については大半の環境で問題ナシだろう。なお、本体から伸びる出力側のHDMIケーブル長は約52cm。

  • 入力ポート間には余裕がある
  • 本体側のHDMIケーブル
  • 中央に切換ボタンがある

 使用方法は本体側のHDMI出力をTVなどに接続したとした場合、入力ポートにそれぞれHDMIケーブルを接続する。本体中央にあるスイッチを押すごとに入力ポートが切り替わっていくので、そのとき使用したいラインを選ぶといった具合だ。電源スイッチなどもないので、操作としてはスイッチを押すだけになる。

 カタログスペックによると、次の要件に対応しており、とくに困るような要素はない。HDMI 2.0a、HDCP 2.2、DTS-HD Master Audio、Dolby TrueHD、LPCM 2/5.1/7.1ch、AC3、DSD。またHDRだけでなく、Deep Color対応ともあり、PlayStation 4でのテストでもとくに設定を変更する必要はなかった。そのため、購入したらディスプレイと機器の間に実装するだけでいい。

  • 通電時には淡くLEDが点灯。使用中のラインもすぐに分かる

 注意点としては、1080p以下の入力が混在している場合、動作が不安定になることがある。2018年以降の製品群を見ると、Nintendo Switchがもっとも該当するだろう。上海問屋によると、REGZA 40M510X(高速信号モード) + PlayStation 4 Pro + Xbox One + Nintendo Switchの組み合わせのとき、Nintendo Switchからの映像が正しく表示されないのを確認しているとのこと。REGZA 40M510Xの設定を互換性優先にした場合は回避できたともある。もちろん、TVやディスプレイによっては問題なく動作することもあり、この点は環境依存だ。

 操作らしい操作は切換のみ。4Kディスプレイを導入したら、4K対応機器も増えてしまったという人向けといえるだろう。税抜き1790円(税込1,933円)とお手頃であるため、4Kディスプレイの導入に合わせて、予め購入しておくのもアリ。ちなみに、上海問屋では4K/HDR/18Gbs転送対応の「プレミアムHDMIケーブル」も取り扱っているため、セットでオススメだ。

4K・60Hz・HDR対応3入力1出力HDMI切替器(DN-915705)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=458538&lf=0

プレミアムHDMIケーブル1.0m(4K60p/HDR/18G伝送対応) HDC18G1-10BK
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?&ic=455463&lf=0

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