iPad ProやNintendo SwitchもOK! 2,990円の格安USB Type-Cドッキングステーションを試してみた
今回紹介するアイテムは、「PD対応USB Type-Cドッキングステーション(DN-915685)」。持っておくと、何かと重宝する携行性の高いドッキングステーションだ。PCやMacのほか、AndrodやiOS搭載のスマートフォン・タブレット、Nintendo Switchにも対応する。
販売価格は税抜き2,990円(税込3,229円)。
HDMIやUSB 3.0、SDカードスロットを備えたUSB Type-C接続のドッキングステーション
本製品は、USB Type-Cケーブルを内蔵するドッキングステーション。トランスルーセントデザインで内部の基板が見えるお約束路線を採用しつつ、多くの環境に対応しているのがポイントの製品だ。
まずサイズは縦36×横111×厚み37mm、重量は約46g。コンパクトかつ軽量でモバイル向けとなっている。2018年以降のモバイルミドルクラス、及びハイエンドノートPCはUSB Type-Cのみという製品も増えてきており、一緒に持ち運ぶ用として十分なサイズ感だ。
インターフェイスは、HDMI、USB 3.0×1、USB 2.0×2、SDカードスロット、microSDカードスロット、そして主に充電用ポートとしてPD(Power Delivery)に対応するUSB Type-Cを備えている。アップストリーム側はUSB 3.1 Gen1。
HDMIは4K/30Hzが最大となっており、出先でモバイルディスプレイを使用したり、プロジェクターへの接続にちょうどいい。PDは20V/3Aにまで対応。ノートPCやゲーム機といった製品の充電に向く。SDカードスロットとmicroSDカードスロットは、USB 2.0ベースとなっているため、実効速度はあまり期待できないが、画像やテキストファイルといった軽めのファイルを転送する分には問題ナシだ。また充電用ポート扱いとなっているUSB Type-CはUSB 2.0となっており、いちおうデータ通信も可能だ。
Nintendo SwitchやiPad Pro 2018などの動作確認済みであるのがポイントでもある本製品だが、注意点がある。Nintendo SwitchではSDカードスロットとmicroSDカードスロットは使用できない。またiPad Pro 2018の映像出力はミラーリングのみとなっている。なお、動作確認済みの対応OSはWindows 7/8/10、Mac OS X 10.10以降、iOS 12以降、Android 6.0以降。
使用に関しては本体に内蔵されているUSB 3.1 Gen1ケーブルとPCなどと接続するだけ。そのため、あまり使用については気になる点がなく、上記した特定環境での制限だけを覚えておけば良いだろう。
軽量、かつコンパクトでモバイル環境向けの製品となっている。またNintendo Switchの場合は、純正のドッキングステーションを使用しなくてもよくなるため、自室においても出番があるだろう。
2018年以降のミドルクラス、及びハイエンドノートPCの多くは、USB Type-Cのみが増えている。そのため、出先用と自宅用とで、ドッキングステーションが必要だと思い至りがちだ。地味に高い周辺機器であるため、今回の「PD対応USB Type-Cドッキングステーション DN-915685」は価格帯から見てもオススメである。
PD対応 USB Type-Cドッキングステーション DN-915685
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