ゲームも高速タイピングもOK! 73キーの小型メカニカルキーボードを試してみた
今回紹介するアイテムは、「日本語73キーコンパクトメカニカルキーボード(DN-915598)」。ワイヤードながらコンパクトで、かつ打鍵感も良好な一品だ。販売価格は税抜き4,780円(税込5,162円)。
Gateronの赤軸メカニカルスイッチを採用するコンパクトキーボード、キー数は73
本製品は、例によって製品名の通り、日本語対応73キーのメカニカルキーボードだ。サイズは104×337×37mm、ファンクションキーやテンキーを削りつつ、フルサイズキーボードをキープしている。キーピッチは約19mmだ。
キースイッチはGateron赤軸。Cherry MX互換となり、打鍵感もCherry MX赤軸と似ている。このあたりは好みもあるため、店頭でチェックしてみてほしい。試しやすい環境にない場合でもあまりクセのないメカニカルキースイッチであり、保守用としてまず導入してみるのもアリだ。
さて。キー数が少ないため、Fnキーとの組み合わせが豊富となっている。その組み合わせはキートップにプリントされており、Fnキー+1~9キーでファンクションキーといったもののほか、Fnキー+ESCキーでWindowsキーロックもある。またマルチメディア操作も可能となっており、コンパクトキーボードながら操作感も良好だ。
面白い機能としては、底面にあるDIPスイッチだ。3つのDIPスイッチがあり、CapsLockキーとCtrlキー、Windowsキーと左ALTキー、WindowsキーとFnキーの入れ替えが可能となっている。CapsLockキーとCtrlキーを入れ替えることで、ショートカット入力時に動かす指の距離を減らすことができる点が便利だ。
ゲーミング向けの機能としては、Nキーロールオーバーとアンチゴーストに対応している。もっぱらゲーミング向けキーボードでは定番となるが、高速タッチタイプにも適する性能であるため、文字入力中心の運用にも適す。本稿は本製品で作成しているが、入力に際して気になる点を感じていない。Fnキーの組み合わせに慣れるまで少し時間を必要としたくらいだ。
もうひとつ定番機能としてバックライト機能がある。カラーは青色のみで付属の工具でキートップを外してみると、どう光っているのかがよくわかる。また、発光パターンはいくつか用意されているほか、オフにすることも明るさの調整にも対応している。個人的には青色だけでなく、白色発光タイプも欲しいところだ。
とても打鍵しやすいキーボードだ。価格からすると保守用としてもいいし、メインのゲーミングキーボードにもオススメできる。上海問屋店頭で試打して気に入ったのであれば、迷わず購入してOKだ。
日本語73キー コンパクトメカニカルキーボード(DN-915598)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=456652