999円で電流電圧計つき、QC 3.0対応のUSB Type-Cケーブルを試してみた
今回紹介するアイテムは、「電圧・電流表示機能付きUSB Type-Cケーブル DN-915515」。電圧・電流計がケーブルと一体型であることが最大のポイントだ。販売価格は税抜き999円(税込1,078円)。
接続した機器の電流値と電圧値を計測できるUSB Type-Cケーブル
本製品は、「電圧・電流表示機能付きUSB Type-Cケーブル DN-915515」との名前から分かるいつもの上海問屋ネーミングルールの通り、電圧・電流表示機能を持つUSB Type-Cケーブルになる。
USBケーブルとして見ると、USB 2.0 Type-Cとなり、スマホなどでデータ通信も確認できている。ケーブル被膜は布系となっており、まとめやすくなっているほか、赤色であるため、荷物の中から見つけやすいのもメリット。ただ、端子部とケーブル間の補強処理はされていないので、ワイヤーや断線対策アイテムなどで対応するといいだろう。ケーブル長は上記した通り、1.15m。パッケージの表記よりも少し長め。なお、実装抵抗は56Kとなる。
充電で見てみると、まずPCなどと接続するUSB Type-A側に電圧と電流を表示するLCDがあり、交互にそのときの電圧と電流が表示される。通電すると自動的に計測が開始されるため、充電器がカタログスペック通りであるのかといったチェックに向く。
また、高速充電規格のQC 3.0準拠であり、最大3Aの急速充電にも対応している。2018年以降の端末の多くは、QC 3.0対応であることが多いため、価格帯からもQC 3.0対応ケーブルのオマケとして電圧・電流計があるくらいの見方もアリだ。
販売価格は税抜き999円と安価なUSBケーブルでありながら、電圧・電流表示機能とQC 3.0対応がおいしい製品である。厳密に計測したい人からすると物足りないのは確実だが、とりあえずのテスト用としてお手軽なものだ。気がつくとロストしていることの多いUSBケーブルに、ひとつ機能を加えてみてはどうだろうか。
電圧・電流表示機能付きUSB Type-Cケーブル DN-915515
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