税抜き2,999円と安価な左手用ゲーミングキーボードを試してみた、青軸風メカニカルスイッチや発光機能を搭載
今回紹介するアイテムは「バックライト搭載左手用メカニカルゲーミングキーボード(DN-915434)」。例によって製品名そのままのアイテムで、ゲーミング向けの左手デバイスだ。販売価格は税抜き2,999円(税込3,238円)。
キーボードの左半分だけを切り取ったビジュアルの入力デバイス、発光機能も搭載
本製品は、英語35キー、キーボードの左半分だけといったビジュアルのキーボードになる。本体サイズは200×146×38mmで、パームレストが取り付けられており、開封して即使用できるといったノリだ。またケーブル長は約1.6m、本体側は着脱不可となっているが、ケーブル長は十分にあるため、レイアウトで困ることは少ないだろう。対応OSはWindows 7以降。
キーボードとして見ていくと、Windowsキーがなく、代わりにFnキーがあるほかは、キーピッチ約19mm、キーストローク約4mmで、青軸風のメカニカルスイッチを採用した英語キーボードだ。
キースイッチについては、上海問屋製品で見かける中華X軸といったシリーズと共通しているようで、ざっくりいえばCherry風であり、押下感は軽く、またNキーロールオーバーにも対応、キー耐久回数は約5000万回と、ゲーミングにおける必要条件の多くを満たしている。なお、Nキーロールオーバーについては、Keyboard Ghosting Demonstrationで確認した。
また、流行のカラフルなLEDバックライトを搭載、キーボード周辺にもLEDがあって、初回使用時には派手な印象を受けるだろう。ただ、ASUSのAura Syncなどといったマザーボードメーカーが提唱するライトアップ仕様のいずれにも対応しておらず、用意されたプリセットから選ぶのみとなる。
切り換えはFnキーと特定キーで可能となっており、FNキー+3キーor4キーで明度調整といった具合だ。ちなみに一発でバックライトを消灯させるキーはないようなのだが、FNキー+3キーでキーのバックライトを消して、さらにFN+5キーで消灯状態を選ぶことで実現可能だ。なお、押したキーが一時的に点灯するといった小便利な点灯パターンはないため、普通に点灯させておくだけでいいという人が多いだろう。
FNキーの操作で特殊なのが、F1~F5キーをF6~F10キーに、F1~F5キーを7~=キーに変更する操作だ。FN+`キーを押すごとに上記マップが変更される。ゲームによっては、ファンクションキーであったり、数字キーを使用したりと異なるため、それに対応する機能である。日本語マニュアル(PDF)も公開されているので、事前にチェックしておこう。
販売価格は税抜き2,999円という点からすると、仕上がりの良すぎる製品だ。ゲームにハマってしまい、環境を作ってみたい人にもいいし、頻繁にキーボードにダメージが入るほど遊ぶ人にもいい。
実際にFPSゲームを遊んでみた限りだと、たわむ感じもなく、上記しているようにゴム脚あたりの貼り替えをするくらいで調整が済みそうである。もちろん、ゲーム同様の速度でショートカット入力を繰り広げることになりがちな、クリエイティブ系アプリケーションユーザーにもオススメできるものだ。店頭で見かけたら、とりあえず、キー入力をしてみてほしい。
バックライト搭載 左手用メカニカルゲーミングキーボード(英語配列/35キー)(DN-915434)
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=453718&lf=0