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2018年04月25日   [便利アイテム] 

スマホの電波を遮断できるリュックサックを試してみた、USBポートもあって使い勝手良好

　今回紹介するアイテムは、「電波遮断機能付きリュックサック DN-915226」。内側ポケットの一つに電波を遮断する機能を備えたリュックサックなのだが、充電用のUSBポートがあったり、収納性に優れていたりと価格のわりに大変使える系だ。販売価格は税抜き2,777円(税込2,999円)。

6インチスマートフォンに対応した電波遮断ポケットを備えるリュックサック
右側面にはUSBポートもあり

　製品は比較的厚手のナイロンなどを採用しており、サイズは縦500×横300×マチ180mm、本体のみの重量は約680g。収納ポケットがとくに多く、下記写真のようになっている。またメインの収納スペースも広く、あれこれと突っ込んでいける。

　複数の気室を持つタイプではないため、カメラなどを入れたい場合は、別途、インナーケースが必要になってくるが、都度、バックパックを使い分ける派であれば気にはならないだろう。

• 正面。ここから3つのメインスペースにアクセスできる
• 背面。極々普通。ショルダーベルトは通気性は良好。ただし、ちょっと薄く、クッションが足りないと感じる人がいるかもしれない

• パッケージ。上海問屋らしいシンプルな包装だ

　電波遮断ポケットは正面側のポケットに用意されており、対応ポケットの内側のみ異なる生地が採用されている。ポケットに入れるだけでスマートフォンが機内モード的な状態になるので、一時的に通知などをカットしたい場合にオススメ。

　また右側面にはUSBポートがあり、バックパック内部のUSBケーブルにモバイルバッテリーを接続しておくと、移動しつつ充電したり、サイドポケットに入れたまま充電しておいたりといったことが可能だ。地味なのだが、これがとても便利であり、旅行だけでなく日常生活でも出番が多いものだ。

• 正面から見て2番目のスペースに電波遮断ポケットがある。写真でいうとiPhoneが顔を出している部分で、6インチにまで対応。また、ほどよいサイズのポケットが多く、必要なものを小分けしやすい
• 外側右側面にUSBポートがある(写真上部の黒いパーツ)

• 内側のもっとも広いスペース内にUSBケーブルがあり、こちらにモバイルバッテリーを接続して使用する

　実際に取材や出張に使ってみて気がついたことを記しておこう。背面を密着する部分のクッションがそれほどなく、ノートPCを入れていると割と背中にゴツゴツと当たる感触があった。また底部のクッションもほとんどないため、地面に勢いよく置くとゴツっとイヤな音がしてしまう。

　そのため、ノートPC用のクッションは用意しておきたい。幸い、15.6インチまで対応するため、モバイルノートのメインストリームである12～13.3インチの場合、クッションを用意しても楽に収納できる。

　以上の点が特に気になった。本製品に入れる物量にもよるが、重さが気になる場合は肩部にクッションを追加したり、スターナムベルトを追加するなどは検討したい。ただそうするとトータルでいいお値段になってしまうので、重い物を詰め込まないが、かさむものが多いときに丁度よいだろう。

• 13.3インチのノートPCを収納した状態
• モバイルバッテリーを入れやすいポケットもある

• サイドポケットは両側面にあるため、バランスが悪いときにペットボトルをカウンターウェイト扱いにすることもあった
• サイドポケットにはベルトがあるため、トラベル三脚の固定もいちおう可能だったが、ちょっと動くので長距離の移動向きではない

　ともあれ、ポケットが多く、スマホや各種ケーブル、ストレージ、SDカード、カメラ清掃用品、着替えなどを詰め込んでおけるため、ここ2週間ほどはすっかり愛用している。

　万能ではないが、ちょっとお出かけやお買い物、旅行時に宿泊先に放置しておくのであれば、本製品をチェックしてみよう。もちろん、より使いやすくするためのアクセアリーを追加してみるのもOKだ。