ガルパン気分が味わえる? 首元に装着する「咽喉マイク」を使ってみた
今回紹介するアイテムは「咽喉(いんこう)マイク DN-915129」。咽喉の振動を利用するため、周辺ノイズの影響を受けないで済むマイクで、某女子高生戦車長でお馴染みのマイクっぽい製品である。販売価格は税込1,799円。
周辺の騒音が酷くても音声を相手にしっかり送れる、首元に装着するマイク
本製品は「咽喉マイク」とあるように、スマートフォンやよくあるマイクのように空気の振動から音声を拾うのではなく、声帯の振動を直接取得する仕様のものだ。スロートマイクや声帯マイクと呼ばれたりもしている。
メリットは周辺の騒音が酷くても、その影響を受けることなく、音声を相手に送ることができること。また小声であってもよいため、自宅であれば夜間の配信・実況向けともいえるだろう。
首回りは300~340mmに対応している。少し首を締め付けることになってしまうが、苦しいほどではないため、下記写真のように上手く調整すると、短時間で慣れることができるだろう。また、どうにも気になる場合は、340mm対応の状態にしておき、発言するときだけ少し本製品を押さえる使い方もアリだ。
イヤホンもついており、音声だけを受け取ることもできるし、ミキサーがあればイヤホンを外しておき、愛用のヘッドフォンを使用することもできるので、このあたりは自宅の環境に合わせるといいだろう。また、ケーブル長は約95cm。
クリップとリモコンもあるため、スマートフォンに接続しての運用も想定されている。ただリモコンにボリューム調整はなく、1回押しで音楽の再生/一時停止といった操作にのみ対応するほか、長押しでSiriやGoogle音声検索の起動も可能だ。このあたりの使用は室内だけで無く、アウトドアでの運用も想定しているからだと思われる。
さて、マイクとしての音質は、サンプルの通り、際立ってよいものではない。ただ録音時はテレビのボリュームを上げた状態なのだが、それをまったく拾っておらず、ほぼ筆者の音声のみだ。ゲームをプレイしつつも試してみたが、キーボードを叩く音もまず拾わないほか、割と小声でもしっかりとデータ取得されているため、やはり夜間の配信にも向くといえる。こと用件を伝えたい場合には、たいへん都合がいいのでチームで連携しつつゲームを楽しみたいのであれば、導入してもよさそうである。
咽喉マイク(DN-915129)
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