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2015年5月1日

「手提げ一眼」でローアングル撮影? 姿勢が楽なコの字型グリップを使ってみた

 

 


今回は「デジタル一眼&ビデオカメラ用ローアングルハンドルグリップ DNSB-40476」

 今回紹介するアイテムは、ビデオ録画時の負担をグッと減らせる「デジタル一眼&ビデオカメラ用ローアングルハンドルグリップ DNSB-40476」だ。販売価格は税込2,056円。


「コ」の字のハンドルにカメラとアクセサリーをマウント
エントリー向けデジタル一眼レフやハンディカムに対応

 本製品は低いアングルからの撮影を楽にしつつ、ホールドを安定させるもので、本体自体はABSプラスチック製でコの字を描いている。サイズは210×290×107mm、重量は330gになっており、特定のサイズまでのカメラやビデオカメラを下部にマウント可能だ。搭載できるカメラのサイズは、縦幅125mm、奥行き225mmまで。エントリー向けのデジタル一眼レフから、ミラーレスまで対応するほか、コンシューマー向けのハンディカムにも対応するといったところ。

 カメラマウント部の設置面の長さは約135mm。1/4-20UNCネジを備えつつ、マルチポジションに対応しており、ボディとレンズの構成への対応度は高い。ただ、大玉レンズの場合は、ボディよりも先にレンズが設置面に触れてしまう。このときは触れないところまで前に出す必要があり、バランスもやや悪くなる。そういった点からすると、なるべくボディをはみ出ないサイズのレンズを選んでおいたほうがいいだろう。

α7とCONTAX Carl Zeiss Makro-Planar T* 60mm F2.8Cをマウントした状態。レンズの直径に気をつけたいところ
設置面はラバー素材を採用しており、カメラ本体を安定させやすい。また、足もあるため、平面に置いた状態での撮影にもいい

 また、本体上部にはアクセサリーシューが用意されている。そこにLEDライトやモニターなどを取り付けることが可能なので、すでに愛用している撮影機器の流用もしやすいハズだ。

上部のアクセサリーシューにはライトやモニターなどをマウントできるほか、取り外し可能なのでDIYも可能

「手提げスタイル」でカメラ撮影
ローアングルでの撮影に便利

 使い方はカメラをマウントしたら、ウレタンでカバーされたグリップ部分を持つだけ。ちょうど手提げのように持つことで、ローアングルでの撮影ができるという寸法だ。

カメラとアクセサリーを装着した例。ちょうどいい機材がなかったのでクリップオンストロボ「i40」を代替としたが、アクセサリーシューにLEDライトをつけての撮影にも対応する

 膝よりも下の高さの絵を撮影する際もあまり屈まなくてもできるのが良い。また、ペットや子供など、それほど身長のない被写体を狙い続ける場合に適するほか、地面スレスレの絵を撮りたい場合にも安定させやすい。視点の高さを上げるときもホールドしやすいため、胸元の高さまで上げるのもスムーズだ。

実際に使用した動画。高さの調整がとくに楽な体勢で行なえる。細かい手ぶれについては、カメラ側の手ぶれ補正機能に頼ることになってしまうが、ガタつきを減らしやすい。ともあれ、楽な体勢で撮れる部分が魅力だろう

 とてもシンプルな製品で、構造もシンプルだ。やや大型なので持ち運びとなると環境に影響されるが、車両で出かける場合であれば邪魔にはならないし、収納するにしても横幅がないので押し込みやすいケースが多いだろう。ペットや子供を撮ることが増えてきたのであれば、本製品で、とくに腰への負担を減らしてほしい。

デジタル一眼&ビデオカメラ用 ローアングルハンドルグリップ DNSB-40476
http://www.donya.jp/item/25445.html

 
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