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2017年5月19日

三脚用穴で可能性が広がるスマホ用ハンドグリップを試してみた、デジカメの撮影補助アイテムとしても活躍

 

 


「スマホ用ハンドグリップ DN-914704」

 今回紹介するアイテムは「スマホ用ハンドグリップ DN-914704」。スマホでの撮影を楽にしてくれるアイテムだが、それ以上のポテンシャルを秘めていると感じた一品だ。販売価格は税込3,499円。

スマホで片手撮影がしっかりとできるハンドグリップ

 「スマホ用ハンドグリップ DN-914704」は、スマホを固定して持ちやすくするためのグリップで、片手でしっかりと保持したままの撮影に向く製品だ。形状は円柱ベースになっており、ホルダーとグリップが一体型となっている。

 サイズは、長さ130mm×幅30mm~58mm。ホルダーは伸縮式で、最大長は175mm、デバイスは幅59~100mmまでのものを挟んで固定可能だ。4~6.8インチあたりまでの対応になるため、国内に流通する大半のスマホはOKと思っていいだろう。またホルダーには凹みがあり、ラウンドフォルムを採用するスマホの固定もできるため、サイズだけでなく、形状にも左右されにくい。

比較的コンパクトなハンドグリップ。水準器も搭載している 窪みがあるため、端末側面の形状に左右されにくい
撮影のときは写真のように使用する

豊富な三脚穴でデジカメの撮影補助アイテムとしての可能性も

 本体をよく見てみると、三脚穴(1/4-20UNC)が3つあることに気がつく。本体の上下と背部にあり、状況に応じて小型三脚を取り付けることもできるし、グリップ部分は取り外し可能で、ネジは同じく1/4-20UNC。グリップの位置変更もできるため、自由度の高い設計だといえる。またアクセサリーシューも用意されている点もチェックポイントだ。

 1/4-20UNCの三脚穴が3つあり、かつアクセサリーシューがあるため、スマホ用だけでなく、デジタルカメラでの撮影補助アイテムとしての可能性も秘めている。たとえば、ライトスタンドとライトの間に挟むこともできるし、ホルダーにストロボを挟んでしまうことも可能だ。アクセサリーシューにアダプターを挟めば、デジタルカメラにスマホと一緒にセットすることもできる。

脱着可能なパーツを外した状態 ライトスタンドにセットしたところ。ホルダーにいろいろ挟んだり、引っかけたりできそうだ。アクションカムの固定もOKである
側面にも三脚穴(1/4-20UNC)があるため、写真のようなパターンでも取り付け可能

 実際にストロボを挟んでみたが、しっかりと安定しており、なにやら出番がありそうな気配だ。思いつきで試してみたが、α7R IIの三脚穴に本製品を取り付け、モバイルバッテリーを挟んでおくのも長期戦によさそうだった。これ良さそうじゃないかと試しやすいあたりも、好感触だ。

ストロボを挟んでみたところ。シューの固定だけでは不安なときによさそう アクセサリーシューは遊びがあまりなく、手持ちのアダプターは正しくセットできなかった。ネジで止めるタイプのアダプターならセットできるだろう

 三脚やライトスタンドにセットして、何かしらを挟んで固定できるため、なにかと出番がありそうな製品だ。もちろん、スマホで動画を撮影したり、タイムラプスを撮影したりするときに活躍してくれるため、小型三脚とセットで揃えておくと、より出番が増えるアイテムだといえるだろう。店頭で見かけたら、ペタペタと触ってみてほしい。使い道が浮かんでくるハズだ。

スマホ用 ハンドグリップ DN-914704
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=443241&lf=0

 
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