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2017年3月8日

折り畳んでも厚さ13mmな極薄Bluetoothキーボードを試してみた

 

 


「Bluetooth接続極薄・超軽量二つ折キーボード(スタンド型ケース付) DN-914246」

 今回紹介するアイテムは、「Bluetooth接続 極薄・超軽量 二つ折キーボード(スタンド型ケース付) DN-914246」。なにやら量販店で見かけたことがある人もいそうな、上海問屋らしいチョイスだ。販売価格は税込3,999円。

二つに折り畳める薄型Bluetoothキーボード
折り畳んでも厚さは13mm

 本製品は、二つに折り畳むことが可能なBluetoothキーボード。英語配列64キータイプで、Android 4.0以降、iOS 6.0以降、Windows 7以降のOSに対応する。接続はBluetooth 3.0。

 使用時のサイズは330×130×6.5mm、折りたたみ時は165×130×13mmと、持ち運び前提としては、薄さが魅力的だ。またスタンド機能付きのケースと充電用のMicro USBケーブルも付属している。

パッケージから取り出した状態。クリアタイプの専用ケースに収納されていた 折りたたんだ状態でも薄い
本体を開いた状態

 キーレイアウトは人間工学を採用しているようで、二つに分かれたスペースキー、ユーザーから見てV字に配置されるキー群のビジュアルが独特だ。要はテキトーにキーボードに手を置いたときにちょうどいい角度になっている。キーピッチは実測で約18mm、キーストロークは約1.6mmのアイソレーションタイプ。

 OSに応じたマッピングの切り換えは、Fnキーで実行でき、キートップにプリントもあるため、迷う要素は少ない。また説明書にはキーの割り振りが記載されているので、よく使用するOSのキーマップをチェックしておくといいだろう。

キーストロークは約1.6mmで、薄型のデスクトップ向けキーボード的。またノートPCのキーボードに慣れているのであれば、十分な深さだ Micro USB端子は本体上部にある

開くと自動的に電源オン、閉じるとオフになる使い勝手の良い仕様

 本記事は本製品×iOS環境で作成しているのだが、慣れるまではごく短時間だった。薄型ノートPCの打鍵感に近いわりに、フルサイズキーボードっぽいポジションで、出先で141文字以上の長文入力が多かったり、作表が多かったりするのであれば、実用的と感じやすいだろう。見た目で感じるよりも、ファンクションキーを押下しやすかった点も推したい。好みで分かれる部分としては、Deleteキーの位置くらいだろうか。

 使い勝手がいいと感じたのは、電源回りだ。折りたたんだ状態から開くと自動的に電源がオンになり、閉じるとオフになる。また両端にはマグネットが入っており、運搬中に開いてしまうことも少なく、上記した専用ケースを持ち運ばない場合も安心だ。

 ケースはスタンド機能も備えており、スマートフォンからタブレットにまで対応している。ケースにあるホルダーを引き出すことで使用可能になり、角度調整は10段階。浅くも深くもできるが、大型タブレットの場合は重量によっては浅い状態でないと、ホルダーがズレる可能性もある。

ホルダーを引き出したところ。写真でもわかるが、しっかりした作りではないため、大型タブレットだと浅い角度しか選べない可能性もある 5.5インチのAXON 7をマウントしてみたところ
もっとも角度を浅くした状態

 気になるバッテリー駆動時間は連続約40時間、充電時間約2時間、また連続待受は約30日間だ。Micro USB端子は本体上部にあるため、充電しながら使用する場合も、専用ケースに入れている間でも充電できる。

 出先での入力環境を快適にしたい人は要チェックな一品だ。折りたたみでの持ち運びがしやすいだけでなく、準普段使いキーボードにもできそうな快適さで、作業性をキープしやすい。また自宅用としてもアリ。スティックPCやNUCに接続するキーボードとしても都合のいい存在になるだろう。

Bluetooth接続 極薄・超軽量 二つ折キーボード (スタンド型ケース付) (DN-914246)
https://www.donya.jp/item/74292.html

 
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