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今回のアイテム「Write2Go」(DN-91403)は、LCD eWriterを採用した電子ペーパーメモパッドで、手書き入力をPCに送ることができるというものだ。販売価格は税込9,499円。
「Write2Go」のサイズは約125mm×約135mmで、描写領域は約60mm×約110mmとなっている。ペンが付属しており、それで描画領域に文字やイラストを描くことができる簡易的なペンタブレットという認識でいいだろう。
ただし、本体自体は感圧式的な反応をし、リアルタイムにPCとデータのやり取りは実行されていないので、リアルタイムでPC側にデータが送られているわけではない。
付属のペン | ペン立ても用意されている |
電源はMini USBだが、ボタン電池(CR2032)でも動作する |
本製品には専用ソフト「Write2Go」「PenPowerメモボード」が付属しており、Windows 10とMac OS 10.12での動作を確認している。ハードウェア側で入力したデータをそのままソフトに送ることができるもので、PenPowerメモボードはその管理用ソフトだ。また、本体側に用意されているボタンも専用ソフトと連動しており、送信ボタンを押せば、ソフト側に反映される。なお、付属ソフトは、探してみたところオンライン上で発見できなかった。
左から「Write2Goへの送信」「PenPowerメモボードへの送信」「追加ボタン」、「削除ボタン」「筆跡モード/手書きモード切替」になる。筆跡モードは連続入力がやりにくく、実用性は低い | 手書きだと筆圧は豊富 |
ただ取り込んだ場合、そのままというわけではない |
機能としては、手書きのデータを取り込んだあと「PenPowerメモボード」で管理できるだけでなく、送信ボタンからWordやExcel、PowerPoint、Acrobatなどに送ることができるほか、LINEやSkypeなどのメッセンジャーにも対応している。
手書きメモ+αの使い方ができるため、電子書類にサインを入れたり、表にメモを加えたりといったことがやりやすい。GoogleカレンダーやOutlookカレンダーへのエクスポートも可能で、Photoshopへの送信も確認できており、意外と柔軟な仕様のようだ。
PenPowerメモボード。Write2Goで作成したデータをまとめて保存しておけるもの |
Write2Goはソフト側で線の太さを3段階調整できるが、いずれもハード側の筆圧がそのまま反映されるわけではない | 線の色も赤や青、黄色などから選択できる。カスタム機能はない。また、右下にあるカメラアイコンはスクリーンショット。Write2Goにスクリーンショットが取り込まれるため、ウェブサイトやアプリの操作メモ用としても便利 |
今回のアイテムは、ささっと手書きのメモをPCに送ることができるアイテムだ。電子サイン用だけでもいいし、Excelで作成した表に捕捉を加えたいときにも使い勝手はいい。また、カレンダーに送ることもできるため、電話をしながら予定を加えていくといった用途にも耐えるため、出番は多いだろう。
本格的なペンタブレットを導入するほどではないが、手書き要素が必要という人はチェックしてみてほしい。
電子メモパッド『Write2Go』 (914039)
https://www.donya.jp/item/73971.html
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