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今回紹介するアイテムは、「Lightningステレオアダプタ DN-914038」。3.5mmステレオミニ端子とLightning端子を搭載するアダプタだ。パッケージは上海問屋オリジナルのもので、いつもと違ってキレイな感じである。実売価格は税込4,999円。
iPhone 7シリーズで愛用のヘッドフォンを有線接続で使用したい場合は、AppleのLightning - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ(https://www.apple.com/jp/shop/product/MMX62J/A/)が必要になり、その間はiPhoneの充電ができない。そこを解決するのが本製品だ。またLightning - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタを頻繁に無くしてしまう人にもオススメである。
サイズは約144mm×24mm×10mm、重量は約12g。短いケーブルを挟んで本体があり、本体端にLightning端子(メス)と3.5mmステレオミニ端子がある。ボリューム調整や再生/一時停止ボタンも用意されており、AppleのMFi認証も受けている。
再生/一時停止ボタンの2回押しで曲送り、3回押しで曲戻しの操作ができるほか、長押しでSiriの呼び出しも可能だ。対応機種はiOS 10以降で、Lightning端子を搭載するiOSデバイスになる。なお、ヘッドフォン側にコントローラーがある場合は、ボリューム操作は可能だが、着信操作は本製品側になる。
パッケージ。最近増えてきたキレイ系な上海問屋パッケージだ | 先端部にある3.5mmステレオミニ端子 |
本体側面にLightning端子(メス)がある |
対応するサンプリングレートは、最大24bit/48kHz、出力は88mW(16Ω、1kHz)となっており、いわゆるハイレゾ音源の再生時にも使用できるため、なるべく荷物をまとめつつ、ハイレゾ環境にしたいと考える人にも向く。
使用方法はiPhone 7などに接続するだけ。初回時にはアプリのインストールがアナウンスされるが、これは無視してよく、ミュージックなどの音楽再生アプリを制限なく使用できる。そのため、運用としてはただのアダプタだ。
コネクタを見てみると断線しにくくする処理がされており、Lightning - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタより安心感がある。もちろん、使用中にLightningケーブルを使用して充電もできるだけでなく、Lightningケーブルのみを接続した場合は充電が実行されるため、付けっぱなし運用もOKだ。
ヘッドフォンとLightningケーブルを接続してみたところ。フル装備でポケットに入れると厳しくなりがち | iOSデバイスに接続すると、ヘッドフォンとして認識される |
音については、Lightning - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ使用時と比べると、分離がよくなり、低音の強みが増すも、高音が濁ることもないため、けっこう聴きやすいと感じる人が多いのではないだろうか。なお、チェックに使用したヘッドフォンは、SONY MDR-1000X(電源オフの状態で有線接続)。
愛用のヘッドフォンをそのまま使用したい人にオススメである。Lightning - 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタよりも音がよくなるだけでなく、充電しながらも音楽を聴けるのは、移動時間が長い人やゲームなどでもりもりとバッテリーを消費する運用が多い人に向いている。
また、Lightning-3.5mmヘッドフォンジャックアダプタをよく無くしてしまう(例:筆者は3回買い直している)という人にもオススメしたい。ある程度サイズがあるため、うっかりロストが減るのだ。
Lightningステレオアダプタ DN-914038
https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_parts.php?ic=438971&lf=0
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[PR]企画・製作 株式会社 インプレス 営業統括部
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