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2012年12月26日

あなたのVESAは放置プレイ?
VESAでクールにケーブルを収納しよう

 

 


ケーブル収納オーガナイザー DN-82360

今回は、TVや液晶ディスプレイの背面に電源タップやケーブル類を収納できる「ケーブル収納オーガナイザー DN-82360」。VESA規格を利用して薄型TV・モニターの裏に収納スペースを用意するものだ。

ワイヤレスがなにかと進んでいるが、ワイヤードである部分はまだまだ多く、とくにPCやAV機器の背面はケーブル密集率が高く、環境によってはケーブルスプラッシュになっている人もいるだろう。たとえばPCモニター。最小でも映像出力ケーブルと電源ケーブルがあり、マニアなPCユーザーならばHDMIにDisplayPort、モニター内蔵USBハブ用のUSBケーブル、電源ケーブルあたりがデフォルトだろうか。マルチモニター環境であれば、さらにケーブルの本数は増えていく。またモニターやPCがたくさんある場合は、電源タップも置き場所に困る存在になってくる。

そういうときにケーブルの配線をどするかと考えてしまうのだが、今回紹介する「ケーブル収納オーガナイザー DN-82360」は環境刷新・整理・追加イベント発生率が高い年末年始にピッタリなアイテムなのだ。

価格は2,999円(税込・送料別)だ。

TV・液晶ディスプレイの背面にケーブルを収納

サイズは425mm×335mm×103mm 。横幅でいうとフルサイズのAV機器に近く、映像ケーブルなどをモニターに対して水平に接続する仕様のものだと干渉しやすい。まずはVESA規格200/300/400mmであるかを確認しよう。また素材はABS樹脂なので、自己責任になるがドリルにてネジ穴を追加することもやりやすい。

内部を見てみよう。内部は付属のベルトを通すスリットが規則的に用意されており、付属のベルトをカットしながら、ケーブルや電源タップを設置していくことなる。最初にセットするのは電源タップがオススメ。使い勝手を考えると、ほぼ中央に固定しておくと都合がいいだろうか。「ケーブル収納オーガナイザー DN-82360」のフタ自体は開閉させやすいため、頻繁にケーブル差し替えがある人も安心だが、それすら煩わしい場合は、本体内でケーブルを取り回しし、電源タップ部分を近くに出しておくのもアリだ。

開封直後の状態だと、ただの箱 裏面にはベルト固定用スリットとVESA穴がある フタを開けると、側面と下部にあるケーブル取り回し用の穴も確認できる

ケーブルの管理を見てみると、本体両側面と下部にケーブルを通すための大きな穴が用意されている。そのため、モニターを中心として左右に機器がある場合もケーブルの住み分けがやりやすく、使い勝手重視の設計が伝わってくる。では実際の取り付けをみながら各所をチェックしていこう。

今回は46インチの地デジパネルでチェックしてみた 本体のフタを外した状態で取り付けをしてVESAに合わせてネジ止め 電源タップを取り付けた状態。電源タップの向きは、プラグ挿入口を天板か底板側に向けておくと干渉しにくい

設置してフタをつけた状態は背面から見るとただの箱だが、そのときオススメなのが本体天板部の利用だ。シャドウベイ的にルーターやワットチェッカーなどを乗せておけるため、ケーブル収納のついでに設置スペースを生み出せる。耐荷重は未記載だが、ABS樹脂の耐性を考えると1kg以内であればクリティカルな影響はでないと思われる。

付属のバンドと固定用のVESA対応ネジ。バンドは自分でカットして使用するため、余分に欲しくなった場合はマジックテープ採用の結束バンドがオススメ。PCケース内配線でお世話になっているアレだ さら、さらに追加して分配器をセットしてみたところ。内部が博いため、余分なケーブルを回しておける点もありがたい ケーブル穴を下にした状態。基本はこの使い方になるだろう。また電源タップの向きも変更してみた。この場合は、フタと干渉してしまうのがわかるはず
フタをしてみたところ。底部のケーブル穴を上向きにしての設置もOKだ 背面からみた状態。だいぶスッキリした 設置後はケーブル収納オーガナイザーの上にリモコンや無線LANルーターを置いておく使い方もできる

また本製品はVESAを利用しなくても、単純に設置してもケーブルオーガナイザーとして運用可能なので、電源タップ込みでケーブルをまとめたい場合も効果的な製品だ。筆者の場合だとフルタワーケースの天板上に載せても使用している。評価用機材の入れ替わりが多い場合にとくに便利なのだ。「どのケーブルだっけ?」と考えることなく、PC側を入れ替えるだけでチェックに入れてしまう。また複数のケーブル収納オーガナイザーを活用する場合は、付箋などで用途を書いておくと便利だ。PCやオーディオ環境以外に充電機器やゲーム機がある場合はとくに利便性が高まる。

ケーブルの整理整頓に便利

紹介してきたようにケーブル収納オーガナイザーは、ケーブルを収納して無駄なスペースとケーブル管理の煩わしさしさから解放してくれるアイテムだ。

VESA穴とパネル背面の仕様との相談になる部分もあるが、改造しやすい構造と素材なので、都合よくカスタマイズしてしまってもいいだろう。たとえば23インチワイドモニターに取り付ける場合であれば、VESA穴を追加し(しなくてもいいケースもあるが)、コネクター位置に合わせて穴を追加するといったアプローチもある。大掃除がてらケーブルの管理も見直してみよう。

OAタップやケーブルをテレビの背面に収納
薄型TV用 ケーブル収納 オーガナイザー
上海問屋 DN-82360

http://www.donya.jp/item/24131.html

 
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