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今回のアイテムは「デジタルスケール付きUSB接続光学式マウス DN-42135」。マウスとデジタルスケールが一体になったという、ありそうでなかった実に上海問屋らしいアイテムだ。
販売価格は2,499円。
DN-42135はマウスとしてみると、ごくごく普通の激安マウスである。光学式で、dpiは不明。独自ボタンはなく、左右クリックとホイールクリックというように、特筆すべき点が皆無なマウスだ。弊誌読者諸君宅における予備マウスクラスである。
形状を見てみると、従来のマウスよりも大きめで、ゲーミングマウスのようにスリムなデザインではない。パームレスト部がだいぶアメリカンサイズで、Microsoft IntelliMouse Explorer 3.0に近いでかさである。サイズは縦120mm×横65mm×高さ30mmとなっているが、現物を見るとそれ以上に大きいと感じるだろう。なお重量は約130g。こちらは重くも軽くもないといったところだ。
背面を見てみると、最初に気になるのは「500g×0.1g」の表記だ。これはスケールの計測可能な重量が500gであり、0.1g単位で計測可能という意味。どこを探しても光学マウスとしての性能は見つからなかった。本体の四隅にはソールが用意されているが、普段使いや保険マウスならば気にならないが、メインクラスとしての導入を考えた場合は、あまりいいソールではない。最近はゲーミング用のソールが豊富なのでカスタマイズすることで、操作感の向上は可能だ。
秋葉原パーツ通りで、980円前後で売られているマウスっぽいビジュアル | 光学式マウスなのだが、具体的なスペックは不明 | 光学式マウスなのだが、具体的なスペックは不明 |
デジタルスケールは、パームレスト部をスライドさせると視認できる。専有面積でいえば、マウス本体の50%以上になっているのだが、収納タイプのスケールとしては変に小さいよりは、大きなほうが使いやすいのでこれはこれでOKだろう。スケールの計量台は55mm×38mm、マウス本体のフレームよりも上に位置するため、それ以上のサイズのモノも計測可能だ。電源はUSBではなく、単四形乾電池でスケール部分をマウス本体から取り外して乾電池をセットする仕組みだ。電源が独立しているため、スケールだけ引っ張り出して使うといったことも可能だし、スケールを取り外した場合のマウスの重量は約60gと計量なので、軽量マウスとして運用するのもアリだ。
スケールとしての性能は、最大500gまでで0.1g単位での計測が行なえる。また入れ物などを載せた状態で0gに設定できる風袋機能や、単位はgのほか、ozとgn、ctに切り替える機能も用意されている。
パームレスト部をスライドさせるとデジタルスケールが顔を出す | 着脱可能なデジタルスケール | 電源は単四形乾電池×2 |
さて、スケール部分を取り外すと意外とマウス内に自由にできるスペースが生まれる。
小物入れにちょうどいい空間であり、常用マウスとして運用であれば、よく使用するものやドングルを収納しておくのにちょうどいいだろうか。その際は、操作ごとに収納したものが動いてウザいので、クッションなどを別途仕込む必要はあるが、一風変わったマウスのベースとしても本製品を活用できるだろう。またマウスのパームレスト内に小物入れがあるとは思われにくいので、大人の事情で秘密にしたいものを入れておくのもアリだろう。なお筆者はスケールがコンパクトなわりにしっかりしているため、独立運用するに至っている。
デジタルスケールとしてはごくごく普通の性能 | 独立して動くため、マウス本体の重量の計測もできた | 写真のようにデジタルスケールを取り出したあとには、大きな空間ができる |
SDカードを入れてみたところ。カチャカチャうるさいのでクッションは必須 | すでに使わなくなったがお気に入りのCPUを格納する場所としてなかなかよかった |
マウスとデジタルスケールのコラボ。それを豪直球で行なったのが本製品である。電源が独立しているため、上海問屋が想定している以外の用途もいくつか思い浮かぶが、たまに計測するものがあるというユーザーであれば、収納スペースを最小限に押さえられるのが最大のメリットになるだろう。
デジタルスケール付き USB接続 光学式マウス
上海問屋 DN-42135
http://www.donya.jp/item/25758.html
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