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2016年3月14日

リケーブル対応で“沼が広がる”ダイナミックドライバイヤホンを試してみた

 

 


今回は「MMCX着脱ケーブル採用10mmダイナミックドライバイヤホン DN-13523」。

 今回のアイテムは「MMCX着脱ケーブル採用10mmダイナミックドライバイヤホン DN-13523」。ケーブルの交換に対応したイヤホンだ。販売価格は税込11,999円。

10mmダイナミックドライバを採用した大きめのイヤホン、ケーブルを付け替えて音の変化を楽しめる

 ハイレゾブームに伴って、注目を浴びているものが視聴デバイスの要でもあるヘッドフォン・イヤホンだ。スマホ用にと一度は考えたことがあるのではないだろうか。

 量販店などでは俺たちのAinexの小物売場な勢いでヘッドフォン・イヤホンが並んでおり、視聴するとそれぞれ特長がある。そこで好みのフィルタリングでお気に入りのものが出てくるわけだが、今回はケーブルの交換ができる“リケーブル対応”の製品を見てみよう。ちなみに、上海問屋のヘッドフォン・イヤホンカテゴリは、低価格のわりにいい音を出す製品が多く、カジュアルに沼が広がっている。

ハウジングは巨大で独特な形状をしている ケーブルはY字タイプ
プラグ側。ジャケット装備のスマホでも接続可能だが、分厚いジャケットだと接続が難しい可能性もある

 本体はディープブルーのスケルトン仕様で、内部配線がうっすらと見える。ハウジングはイヤホンのイメージからすると、だいぶ独特のデザインとなっているが、10mmダイナミックドライバを採用しているため、巨大化したようだ。

 付属品にはイヤホンチップ(S/M/Lサイズと、Lサイズクラスの低反発ウレタン)が用意されており、イヤホンチップ接続部は一般的なカナル型と大差ないため、サードパーティー製のイヤホンチップを取り付けることも可能そう。このあたりは好みがすごく出るため、愛用のイヤホンチップを流用できるという判断でいいだろう。

イヤホンチップはサードパーティー製でもOK。好きなのを使おう

 MMCX着脱ケーブルを見てみると、ハウジング下部から取り外せる。かなりきつめにロックされるため、引っかけた程度では外れないといった感じ。着脱用ケーブルは、サードパーティー製が多く流通しており、付け替えて音の変化を楽しめるほか、ケーブルの質感を好みにフィットさせるといった部分でも便利なものだ。

 付属のケーブルは編み込みタイプで耐久性を重視したもの。歩きながらだと、ケーブルのすれる音が気になってしまうので、固定させるアイテムが必要になるだろう。また、LRの表記がクリアパーツ上に用意されているため、出先で確認しにくく、少し戸惑うことがあった。このあたり、ハウジングの上下で判断するか、付属の低反発ウレタンイヤホンチップが青と赤である部分を活用するといいだろうか。

ケーブルを外してみたところ LRは写真のように、しっかり見ないとわかりにくい仕様

高音・中音・低音のバランスがよく、デフォルトの状態でも満足度は高い仕上がり

 音としては、高音・中音・低音のバランスがよく、しっかり聞きたい人向け。モニタリングヘッドフォンな鳴りで、ハウジングが大きい分、奥行きもあるといったところ。

 今回試した再生デバイスはZOOM TAC-2で、音源はiTunesやハイレゾ音源などをテキトーに流している。ロックやメタル、EDMあたりにちょうどいい感じだろうか。女性ヴォーカルについては、すごくフラットな印象で、けっこう好みが分かれそう(ガルパンのサントラ視聴にはとても良かった)。

 リケーブル対応で、微妙に音質を変化させて楽しむこともできる本製品だが、デフォルトの状態でも満足度は高い仕上がりだ。とくにバランスのいい音を求める人にはちょうどいい可能性が高い。気になる方は是非チェックしてもらいたい。

MMCX着脱ケーブル採用 10mmダイナミックドライバ イヤホン DN-13523
https://www.donya.jp/item/73421.html

上海問屋のイヤホン・ヘッドホン カテゴリ
https://www.donya.jp/category/6506.html

 
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