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今回のアイテムは「防水キーボード DN-13212」。キー配列は特殊だが、防水・防塵仕様でテンキーレスなコンパクトキーボードだ。販売価格は税込5,500円。
弊誌読者諸氏の中には、年に1度はキーボードからキーを外し、キレイに水洗いしている人がいることだろう。多少面倒と思いつつ清掃しているハズだ。うっすらと防水キーボードがあれば、ザブンと洗うだけで楽ではないかと考えたこともあるだろう。そんな諸氏におすすめのアイテムが今回の防水キーボード。例によって名前そのままの製品だ。
肝心の部分に触れる前に、キー配列から見ていこう。テンキーレスで独特なキー配列の“変態”である。初見からメモリアルに保存しておこうと決めてしまったほどだ。7列でポインティングデバイスや左右クリックキーあたりは、まぁ普通だが、1列目にはFnキーがあるし、7列目にはInsertやDeleteキーがあると、アグレッシブな配列になっている。そのため、スタンダードな配列のキーボードから切り替えて使うと、しばらくは打鍵ミスが続いてしまう。ただ、ポインティングデバイスも込みなので、メインではなくサブPC用、たまにチャットで使用するゲーム機用といった位置づけであれば、十分に役立ってくれることだろう。
というわけで、キーレイアウトは写真の通り。ネットブックを思い出す不思議配列っぷりである | キーボードの電源をオフにするキーもある |
バックライトもオンオフ対応 |
キーボードとしては横286×縦150×厚8mmのテンキーレスフルサイズに属し、キーはアイソレーションタイプになる。構造についてはカタログスペックに未記載となっているが、メンブレンと思われるほか、防水処理もされており、打鍵感は独特なものだ。この点でも触感が気に入るかどうかで意見が分かれそうだ。
重量は585gで底面にゴム足が6つある関係もあり、安定感はいい。ただし、手奥から手前にかけて傾斜は用意されていないので、少し斜めが好みの場合は土台となるものを別途用意する必要がある。
7列目にあるポイントティングデバイスについては、ちょうどいい位置にあるため、ノートPCのように親指でマウスカーソルを操作しやすい。また、その左右にあるクリックキーも十分なサイズが確保されている。
なお、対応OSについては上海問屋のWebサイトではWindows 10/8.1/8/7対応とあるが、Mac OSでも動作を確認した。
スペースキーの真下にポインティングデバイスとクリックボタンがある | 左下に集結しているキーがなかなかのインパクトだ |
PrintscreenキーやScroll Lockキーも7列目にある。またScroll Lockキーの下にある白い丸はキーボードの電源ランプ | バックライトの輝度は4段階に調節可能 |
フラットタイプ、角度をつける足もない | USB端子用防水キャップが用意されている |
さて。防水性能はIP68。水だけでなく粉塵も内部に浸入しにくい仕様だ。ドリンクがこぼれてしまった場合に故障する可能性が極めて低いことが最大のメリットになる。また、汚れた場合にはお風呂でジャブジャブと洗ったり、シャワーを当てて洗ったりといったことができる。表面のラバー処理もあって基本的に汚れは落としやすく、汚れ落としに苦戦することは少ないだろう。
ここまで洗いやすいのは大きなメリットだ。デスクやキーボードには、便座の約5倍ほどの雑菌がいるといわれている。そういった状況なのだが、本製品であれば丸洗いが可能であり、定期的にデスクと一緒に清掃すると、衛生面のキープもしやすい。
思いっきりシャワーを当てているところ | 洗った直後の状態。タオルで拭くだけでOKだ |
タイミングよく降雪していたので、突き立ててみた。こういった遊びのできるキーボードでもある |
上記のように実用面ではキー配列が独特なので、慣れることができるかどうか次第だが、長文を入力しないのであれば、まずます問題はないと考える人が多いのではないだろうか。またテンキーレスなので予備、もしくはサーバーなどの操作用にひとつ用意しておくのもいいだろう。もちろん、水洗い可能なので防塵・防水が必要な環境でPC操作をしなくてはならないといった用途にも応える。ともあれお手入れのしやすさはピカイチ。風変わりなキーボードを探しているのなら、オススメだ。
IP68等級 防水キーボード(DN-13212)
https://www.donya.jp/item/27521.html
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