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今回のアイテムは、スマホでミクロの世界を観察できるようにするグッズ「最大60倍率・LED&UVライト付き スマホ対応マイクロスコープ DN-13155」だ。販売価格は税込999円。
細かい部分をチェックしたい。そういうときは1年のスパンで見ると、意外とある。スマホのデジタルズームでチェックしてみても、像が荒くていまいちわからないこともあれば、それよりもさらに倍率を必要とするケースも多いハズ。また出先でちょっと形状をチェックしたいといった場合、いつでもマイクロスコープを持ち歩くというのは、物理サイズ的に現実的ではない。
そこで今回紹介する「最大60倍率・LED&UVライト付き スマホ対応マイクロスコープ DN-13155」の出番だ。スマホにマウントするだけで利用でき、かつ999円とお手頃な一品である製品だ。
本製品は最大60倍率のマイクロスコープで、まず形状を見ると、大きなクリップになっている。クリップでスマホのアウトカメラに取り付けることで、マイクロスコープにするというもの。本体のサイズは67mm×62mm×22mm、重量は約21g。取り付けるとスマホからマイクロスコープが飛び出た形になる。
対応するスマホは、アウトカメラの位置次第だが、クリップのヒンジ部分からマイクロスコープのレンズ中央まで30mmの余裕があるため、ほとんどのスマホやタブレットにセットできるだろう。テストではiPhone 6 Plus、Galaxy S5 ACTIVE、Fx0(Firefox OS搭載端末)でチェックしてみたが、いずれも問題ナシ。クリップで挟み込む形なので、カメラユニット周辺部が盛り上がっているタイプであっても問題はない。
Fx0にセットしてみたところ。バンパー付きで試してみたが、ギリギリでOKだった | ライトユニットは可動式で角度調整が可能 |
実際に撮影してみると、画面一杯に表示されるわけではなく、画面の一部に表示される。この部分はデジタルズームで画面一杯にしてもいいし、少しチェックするくらいなら、そのままでもいいといった具合だ。
また本体には光源として、LEDライト×2、UVライト×1が用意されている。本体側面にある電源ボックスに格納されており、チェックしたい対象に応じて2種類のライトを使い分けられる点がとてもいい。基本的にはLEDライトになると思われるが、本製品を手にしたのならUVライトで紙幣通貨をチェックしてみるのも面白い。なお電源はボタン電池LR1130×3(※)を使用する。
※電池は別売り
iPhone 6 Plusで使用した場合、少しデジタルズームにするとほぼ画面一杯になる |
LEDライトを点灯させたところ | こちらはUVライト |
本製品を使用する場合、チェックしたいモノに対して密着させる必要がある。レンズを密着ではなく、レンズカバーを密着させる形でとなるので、レンズが汚れるケースは少ないだろう。ともあれ、身近なものを接写してみるのは、何かと楽しいので気分転換にもオススメだ。
microSDカードをUVライトでチェックしてみたもの。なにか透かしがあるかしらとおもったのだが、とくにナシ | Fx0のホームボタンの拡大。やたらとコストをかけたものとして話題になったが、たしかに作り込みが細かい |
アイネックス製の小型ヒートシンクを拡大してみた |
というように、取り付けからチェックまでお手軽な本製品は、お散歩のお供にもいいし、DIY途中に細かい部分をチェックしたい場合にもいい。撮影するとなると、表示領域的に厳しいものはあるが、メモ写真としては十分だ。価格も999円と安いので、いちおう持っておくといった目的にもいい。PC製品をアップでチェックするのは、とても楽しいので、是非!
最大60倍率・LED&UVライト付き スマホ対応マイクロスコープ(DN-13155)
http://www.donya.jp/item/27445.html
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