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2015年10月30日

可変型の自撮り棒? 変幻自在の軽量リグを試してみた

 

 


今回は「デジカメ用 軽量リグ DN-13152」。

 今回のアイテムは「デジカメ用 軽量リグ DN-13152」。デジタルカメラやビデオカメラ、スマホなどを取り付けて、撮影アングルの自由度を加速させるアイテムだ。思いっきり分かりやすくいうと、可変型の自撮り棒のような製品になる。

 販売価格は税込6,499円。

棒状やコの字型にできるカメラ向けリグ
折り畳みも可能

 本体は折りたたみ可能で、3カ所の可動部を利用して、棒状にしたり、コの字型にしたりして、さまざまなシーンでの撮影に対応する。折りたたみ時は180mm×38mm×64mm、展開時は最大で590mm×38mm×64mmと、まず携行性の面のメリットがある。アルミニウムを基本部材に採用しており、本体重量は約210gで、最大荷重は約4kgまで。上記しているように、スマホでの自撮りはもちろんとして、中腰姿勢での撮影を助けるアイテムとしても耐える。

 先端部にはデジタルカメラやスマホのマウンターでよく採用される1/4サイズのネジが用意されており、基本的には、そこに撮影機材やホルダーをマウントして撮影する形になる。このあたりの運用方法はやはり、自撮り棒で大きく普及しているので説明不要レベルだろう。

青色の部分がネジで、これを緩めてフレームを展開させる フレームの形状。グリップ用のクッションなどはない
先端部には1/4ネジに対応した台座がある

 またアームの各所には1/4サイズのネジ穴があるほか、3/8サイズのネジ穴も用意されている。アダプターなどを使用すれば、三脚にデジタルカメラとライトをマウントすることもできるし、オフカメラ用のフレームとしても活用可能だ。また3/8サイズはライトスタンドではお約束のサイズなので、ライトスタンド用としても使用できるメリットがある。折りたたむとコンパクトになり、また軽量なので撮影機材入れに忍ばせておくと、なにかと遊べそうなアイテムだといえる。

折りたたみ時はポケットに入れておけるほか、バックパックに引っかけておけるなど、携行性は高い 自撮り棒にした状態。グリップ用クッションがないので、スマホかコンパクトデジタルカメラが妥当なラインだろうか
コの字型にしてみたところ。低いポジション用としても活用できる ライトスタンドや三脚への取付も可能。写真は試しに3/8to1/4アダプターを取り付けてみたところ。オフカメラでスピードライト×2を設置したい場合などにいいかもしれない

 使用頻度は高いかと言われると、その逆で、困ったときに助かる系のアイテムという印象が強い。チェックしてきたように、自撮り棒や低いアングル用の補助アイテムとしても使えるだけでなく、三脚にセットしても活用可能だし、カメラの底部に取り付けてオフカメラをする場合にもイイ感じと、かゆいところに手が届くのはたしかだ。邪魔にならないサイズと重さなので、ひとつ、撮影用バックパックに常備してみてはどうだろう?

デジカメ用 軽量リグ DN-13152
http://www.donya.jp/item/27457.html

 
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