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2014年11月6日

音量・音質調整を手元でできるヘッドフォンアンプ
ボイスチャットに良さそうな感

 

 


今回は「16bit/48kHz USB DAC ヘッドホンアンプ DN-11477」

 今回のアイテムは「16bit/48kHz USB DAC ヘッドホンアンプ DN-11477」。ちょっと巨大だが、手元で音量・音質調整が行なえるUSB DACだ。

 実売価格は税込み4,999円。

ノートの横に置いておくといいかも

 本製品は、185mm×65mm×40mm。11インチクラスのノートPCの奥行きに近く、真横に置いておくとちょうど馴染むといったサイズだ。接続は製品名からもわかるように、USB接続。

 USB DACとしてCM108AHを、またオペアンプにはN5532を搭載し、対応ビットレートは16bit/48kHzとなっており、注目を集めているハイレゾ対応ではないが、既存音源を視聴するぶんには問題のない性能だといえるだろう。

 さて、外観を見ると、直径約37mmのボリュームコントローラーが目立つ。TREBLEとBASSのイコライザーコントローラーも備えているため、好みに応じて音質も変更できる。入出力は側面。3.5mmヘッドフォン出力/マイク入力があり、リスニングだけでなく、ボイスチャット用の入力機器としても使用可能だ。本製品にはMUTEボタンもあり、これはマイク入力のみに適用されるため、Skypeやゲームプレイ時のボイスチャットだけでなく、実況配信系にも役立つ使用だといえる。

本体上部に操作系統は集中している。MUTEボタンは無効時は青色、有効時は赤色のランプが点灯する 右側面に3.5mmヘッドフォン出力とマイク入力がある
ヘッドフォン端子を接続したところ。真横にケーブルが伸びるため、やや設置環境に依存する部分はある

 もちろん、音量調整はソフトウェア上でも可能だが、テキトーに調整するとなると、やはりハードウェアコントローラーのほうが都合のいいシーンが多く、またゲームプレイをしながらの場合も同様だ。残念な点としてはマイク入力の音量調整ができないところ。マイク側で調整可能なものを用意しておくといいだろうか。

巨大ボリュームで気軽に音量調整、「サブ音源」にちょうどいい感じ

MacBook Pro‎ 13の横に本製品を設置してみたところ。ヘッドフォンで音楽を聴きながら作業をする場合、なにかと調整がしやすい

 さて、実際にテストしてみたが、メインでサウンドを聴くのに使う「メイン音源」というよりは、その脇でボイスチャットなどに使う「サブ音源」として考えるとちょうどいい存在だ。巨大なボリュームコントローラーで音量調整がしやすく、手元でちょいちょいできるのが重宝する。

 音声入力については至って普通の性能だが、リスニングではけっこう素直な音で聴きやすいく、あまりジャンルを選ばない。またノートPC中心の環境であれば、コンパクトなボイスチャット環境にもなるため、あまり邪魔にならないのもメリット。

 コンパクト、かつボリューム調整をしやすい製品を探しているのであれば、DN-11477をチェックしてみてほしい。

16bit/48kHz USB DAC ヘッドホンアンプ DN-11477
http://www.donya.jp/item/26748.html

 
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