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2014年8月27日

USB DACとあわせて使う?
コンパクト&いい音アンプ、そして何より低温度!!

 

 


今回は「Tripath TK2050搭載スピーカーアンプ Topping TP22 DN-11249」

 今回のアイテムは「Tripath TK2050搭載スピーカーアンプ Topping TP22 DN-11249」。コンパクトなシステム構築にピッタリなスピーカーアンプだ。

 実売価格は9,499円(税込)。その小ささもさることながら、残暑厳しいこの折、「あまり熱くならない」特徴がある製品だ。

幅113mmのコンパクトなスピーカーアンプ

 PC環境がある程度揃ってくると、次に気になり出すのは音回りだろう。ゲームをしたり、動画を見たりするとき、ある程度のグレードの音源を持っていると臨場感がより高まり、満足度が加速する。

 ……そんなこともあり、上海問屋ではUSB DACが人気なのだそう。そして、USB DACとセットで音回りを考えると、スピーカーでしっかりと音を流せるアンプは必要不可欠。といっても、よくあるイメージの「アンプ=デカい」系の製品は巨大で、置き場に悩むことが多い。実際、大手量販店に並ぶアンプは基本的にサイズの大きな製品ばかり。

 そこで今回紹介するアンプがDN-11249だ。

 この製品は、113mm×198mm×45mmとコンパクトで、デスクに設置するにしても、棚に置くにしても邪魔になりにくい。

 出力などのスペックを見てみると、デジタルアンプにはTripath TK2050を搭載し、30W×2(4Ω)、25W×2(8Ω)。ダイナミックレンジは100dBとなっている。インターフェイスには、RCA入力×2、バナナプラグ対応スピーカーアウトがあり、フロントで入力系統の切替が可能だ。また、操作感として意外と重要なボリュームもアルミ製で豪華さがある。強いて言えば、つまみの重さが少し軽い、と感じるぐらいだろうか。

 ともあれ、設置しやすい形状をしているため、「普通のアンプは大きすぎて置き場がない」と諦めていた人に、まずオススメだといえる。

本体正面。質感のいい仕上がり。左から電源スイッチ、入力切替スイッチ、ボリューム 本体背面。RCA×2、バナナプラグ対応スピーカーアウトがあるだけ

 さて、肝心の音質だが、Tripath TK2050は音質に定評のあるもののよう。先入観ナシに聴いてみたところ、コンパクトな割りに力強くかつ、聴きやすい印象。

 もちろん、好みもあるので文字では難しいのだが、ゲームプレイにもイイ感じだったので、ちょい足しグレードアップ用として十分な性能を持つと思っていい。また残暑厳しい昨今も重要な要素としては、「本体の発熱が低い」ことが挙げられる。

 夏場にアンプを使用すると「その発熱で室温が上昇する」ということになりがちだが、DN-11249はちょっとぬるいくらいで筐体温度の上昇が止まる。発熱を気にする人もチェックしてほしい。

電源オン時にはボリューム周辺が点灯する。淡く光るため、邪魔に感じる人は少ないだろう 「DAC機能付きUSB接続式ヘッドフォンアンプ DN-82850」とセットで運用している。PC側でボリューム調整をする必要がなく、けっこう気に入っている

 この「コンパクトかつ低発熱のスピーカーアンプ」、サイズや温度が気になる向きにはなかなかいい製品と言える。「大型アンプを設置するスペースはないが、いまよりもいい音にしたい」と考えるのであれば、USB DACと合わせて、本製品を選んでみるのもアリだろう。

 ちょっとした投資で音環境はだいぶ変化するため、ゲームや映像の没入したいのであれば、是非チェックしてもらいたい。

Tripath TK2050搭載 スピーカーアンプ Topping TP22 DN-11249
http://www.donya.jp/item/26504.html

 
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