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自動車税が6000円戻ってくるのでJ-Coin Payで納税した
2024年5月23日 08:20
5月は自動車税納付の時期ですが、数年前まではPayPayなど、自動車税の納付と同時にポイントが貰える特典があり、活用した人も多いかと思います。しかし、そうした動きも最近は落ち着き、すでにPayPayなどは自動車税など請求書払いでのポイント還元を停止しています。楽天ペイに関しては、現在でも楽天カードからのチャージで0.5%のポイントが付きますので、引き続き今年も利用可能です。
手順もシンプルですし、今年も楽天ペイで支払おうかと思っていたのですが、今年は期間限定ながら、最大30%還元が受けられる支払方法が登場しました。それは、みずほ銀行とJ-Coinによる「みずほWallet リニューアル×J-Coin Pay ボーナス還元祭 コラボレーションキャンペーン」を使った方法です。
内容は、みずほWalletアプリにJ-Coin Payを連携し、J-Coin Payで支払をすると、「J-Coinボーナス」が最大30%還元されるというものです。30%の還元が受けられるのは、これまでJ-Coinを利用したことがない人になります。内訳は、みずほWallet連携が20%、新規登録者特典が10%となっています。しかし、すでにJ-Coin Payを使っている人も、みずほWalletへの連携を行なえば20%ポイント還元の対象です。
具体的には、5月9日~7月9日までの期間中に、連携を行ない、J-Coin Payにチャージをして支払を行なえば、還元が受けられます。新規登録者10%分は上限2,000円、みずほWalletへの連携特典20%分の上限は4,000円です。普通車の自動車税ならば、どちらも上限一杯まで還元される見込みです。
最大6,000ポイントの還元に必要な決済金額は、最低20,000円です。普通自動車の自動車税は1,000cc以下が25,000円からですので、誰でも上限まで還元が受けられる計算です。筆者の場合、自動車税は43,500円なので、還元されるポイントは上限一杯の6,000ポイントになります。
まずはJ-Coin Payの登録
筆者はこれまで、J-Coin Payを利用したことがありませんでしたので、まずはJ-Coin Payの利用登録を行ないました。J-Coin Payの利用には、対応する金融機関の口座と、本人確認が必要になります。金融機関口座は、J-Coin Payに対応しているものに限られますので、あらかじめ自分が利用可能な金融機関が対応リストに掲載されているかどうかを確認しておきましょう。
本人確認については、可能であればマイナンバーカードがお勧めです。本人確認はマイナンバーカード以外に、写真撮影による本人確認の方法がありますが、今回マイナンバーカードを利用したのには理由があります。
J-Coin Payは、みずほWalletアプリから本人確認を行なって登録することも可能ですが、本人確認の手段が写真撮影による本人確認しかありません。ところが、J-Coinの5月13日付けの発表によると、現在、30%還元キャンペーンの影響で、「写真撮影による本人確認」に時間がかかる状況とのこと。写真撮影による本人確認には7~10営業日かかるとされています。
しかし、みずほWalletアプリからの本人認証は写真撮影による確認のみですが、J-Coin Payアプリでは、「マイナンバーカード」を使った本人確認も可能で、こちらはその場で本人確認が完了します。
本来、みずほWalletアプリがあればJ-Coin Payアプリはインストールする必要がないのですが、マイナンバーカードと、ICチップを読み込み可能なスマホを持っている人は、J-Coin Payアプリを別途インストールして本人確認をして口座登録等も済ませるのが速くてお勧めです。
筆者もはじめは、みずほWalletアプリから設定を進めていたのですが、あらためてJ-Coin Payアプリをインストールして登録を行ないました。
J-Coin Payアプリからマイナカード認証
J-Coin Payアプリでの利用登録は、SMSによる認証や、数字6桁のパスワード設定など、諸々の手順を行ないながら進めます。ここで設定した6桁のパスワード等の情報は、あとでみずほWalletアプリと連携する際にも使用します。なお、筆者は先にみずほWalletの利用を始めてしまっていたので、J-Coin Payアプリ起動時には、みずほWallet側で設定した6桁のパスワードを入力しました。これはどちらで設定しても共通のパスワードとなります。
マイナンバーカードを使った本人認証もスムーズに完了しました。ちなみに、ここで必要なパスワードは「署名用電子証明書用暗証番号」で、「6~16桁の英数字」からなるパスワードです。4桁の「利用者証明用電子証明書」のパスワードではないので注意しましょう。
本人確認が完了したら、J-Coin Payアプリから、J-Coin Payへチャージするための金融機関口座を登録します。前述のとおり、登録可能な金融機関銀行口座は、J-Coin Payと提携している機関だけです。
金融機関の登録が完了したら、みずほWalletアプリとの連携を行ないます。手順は簡単で、みずほWalletアプリをインストールして起動したら、「J-Coin Pay」へ登録したログインパスワード、姓名、生年月日等を入力すれば連携は完了です。元々J-Coin Payを利用していた人も、同じようにログインすれば連携完了になります。
ここで連携をすることが今回のキャンペーンの条件の一つになっています。連携が完了すると、みずほWalletアプリでJ-Coin Payが利用可能な状態になっていることがわかります。
あとは納税するだけ
以上でみずほWalletとの連携が完了しましたので、あとは、J-Coin Payで支払を行なえば、キャンペーンの条件は達成です。
まずは必要な金額をJ-Coinにチャージします。筆者はみずほWalletアプリから自動車税納付に必要な43,500円をチャージしました。
この後は、自動車税の納付書に記載されている「地方税統一QRコード(eL-QR)」から納税を行ないます。みずほWalletアプリの「請求書払い」ボタンをタップすると、カメラが起動しますので、eL-QRにかざせば読み込みが完了します。使用するQRコードの横には「eL-QR」と印刷してあるので、間違えることはないでしょう。あとは手順に従っていくだけで支払は完了します。
納税で30%還元はオトク
今回はあくまで期間限定のキャンペーンですが、税金の支払いで最大30%の還元が受けられるチャンスはなかなかありません。J-Coin Payをこれまで使用したことがない人は、少し手間がかかってしまいますが、30%還元で最大6,000円分の還元が受けられますし、これまでJ-Coin Payを使っていた人でも、20%還元で最大4,000円分の還元が受けられます。
また、還元される「J-Coinボーナス」は、1コイン1円として、J-Coin加盟店で利用可能です。付与された月の2カ月後の月末まで、という有効期限はありますが、セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどのコンビニでも使うことができます。J-Coinボーナスは決済日から15日後に付与される予定になっています。
なお、今回のキャンペーンは、期間中でも予算の上限に達した場合は早期終了する可能性があります。早めに納付しておくのがお勧めです。