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津田沼パルコ、2月末に営業終了 45年の歴史に幕

津田沼パルコが、2月28日をもって営業を終了する。1977年の開業から約45年の歴史に幕を閉じることとなる。津田沼パルコB館は、新たな商業施設「Viit(ビート)」として3月16日に10店舗開業、9月に全面開業する。

津田沼パルコの開業は1977年7月。JR総武線 津田沼駅北口の駅前に立地する商業施設として営業してきた。

株式会社パルコによれば、津田沼駅周辺および郊外、総武線沿線等での開発が進行し、競合店舗の継続的な開業・増床リニューアルが続く中、営業力の強化、運営手法の効率化などに取り組んできたものの、2018年度より減損損失を計上。今後も津田沼駅周辺の再開発が計画されており、店舗を取り巻く商業環境の変化などを中長期的視点にて勘案した結果、建物賃貸借契約の満了時期をふまえ、2023年2月末をもって営業を終了することを決定した。

現在津田沼パルコでは、閉店セールを実施しているほか、A館外壁に「ありがとうパルコ これまでも、これからも、津田沼」と書かれた横断幕を掲示。また、津田沼パルコにまつわる思い出の写真や当時のエピソード、今の気持ちを募集する企画を実施している。応募した写真は、フリーペーパーやホームページなどで共有される。

津田沼パルコの所在地は千葉県船橋市前原西2-18-1。店舗面積は約48,000m2

津田沼パルコ営業終了後は津田沼七番館がB館を、Viitとしてリニューアルオープン。9月までに約30店舗の新店舗が順次オープンする。

加藤綾