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Windows 11、日本でも提供開始

Microsoftは、新OS「Windows 11」を日本でも提供を開始した。米国時間の5日に公開されることが発表されていたため、日本での具体的な公開時間は不明だったが、世界各国のタイムーゾン毎に公開が開始されたため、日本でも5日から利用できるようになった。

Windows 10を搭載したPCは無料でアップグレードできる他、Windows 11が搭載されたPCも各社から販売が開始されている。

Windows 10からのアップグレード方法は、Windows Updateからのアップデートが推奨されているが、提供のタイミングは「順次」とされている。デバイス毎の互換性が確認されてからアップグレードが提供されるため、手持ちのPCによってタイミングは異なる。

手動でのアップグレードも可能だが、Windows 11へのアップデートはハードウェアの対応条件がシビアなため、「PC 正常性チェック アプリ」により互換性を確認することが望ましい。特にCPUなどは5年以上前のPCは対応しない可能性が高いため注意が必要。

6年振りの新OS

Windwos 11は、6年振りに提供されるWindowsの新バージョン。スタートボタンが中央に表示されるなど、デザインが一新されたほか、コラボレーションツールのMicrosoft Teamsをタスクバーに統合し、チャットやコミュニケーションも強化。新機能として「Snap Layouts」「Snap Groups」「Desktops」を導入し、マルチタスクや作業履歴の把握を容易にした。利用シーンに合わせたデスクトップを作成可能で、仕事用、ゲーム用、学校用など用途別にデスクトップを用意できる。

タッチ、デジタルペン、音声入力による体験の向上のためにの最適化なども行なわれる。

ゲームの対応も強化し、DirectX12 Ultimate、DirectStorage、Auto HDRなどのテクノロジーに対応。Xbox Game Pass for PCでは、Windows 11でプレイできる100種類以上のPCゲームを一定の月額料金でプレイできるようになる。

また、AndroidアプリがWindowsで動作するようになり、今後のアップデートでAmazon Appstoreからアプリをダウンロードして利用できるようになる。