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タバコが10月に一斉値上げ。増税で加熱式も紙巻も
2021年9月24日 09:10
10月1日のたばこ税増税を前に、フィリップ モリス ジャパン、JT、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンが同日より値上げすることを発表しています。主要銘柄はどれくらいの値上げとなるのか見てみましょう。
10月1日に、紙巻たばこのほか、IQOS、Ploom、gloといった加熱式たばこ用スティックの多くの銘柄が値上がりするので、ほとんどの喫煙者のお財布を直撃することになります。
IQOSを展開するフィリップ モリス ジャパンは、IQOS用のほか、8月に発売した「IQOS イルマ」用スティック「テリア」も値上げとなります。加熱式たばこ用スティックの値上げ幅は30円で、マールボロおよびテリアが550円から580円(一部560円から590円)に、ヒーツが500円から530円になります。
紙巻たばこについては、マールボロが570円から600円(一部560円から590円)に、ラークが500円から540円(一部430円から460円)になるなど、30~40円の値上げとなります。
Ploomを展開するJTは、加熱式たばこではプルーム・テック、プルーム・テック・プラス、プルーム・エックス/エス用の、メビウスおよびピアニッシモを30円値上げし、540円だった銘柄は570円に、550円だった銘柄は580円になります。一方でキャメルブランドは値上げせず、価格据え置きとなります。
紙巻たばこについては、メビウスやピアニッシモが540円から570円に、セブンスターやピースが560円から600円になるほか、紙巻ではキャメルブランドも例外ではなく450円から460円と、1箱当たり10円~40円の値上げとなります。
gloを展開するブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンは、加熱式たばこ用スティックはケント・ネオスティックが480円から500円に(glo hyper用も同様)、ネオが520円から560円(glo hyper用は500円から540円)になります。なお、一部価格が異なる銘柄があります。
紙巻たばこについては、ケントの主要銘柄は500円から520円に、クールの主要銘柄は530円から580円に、ラッキー・ストライクの主要銘柄は560円から600円に値上げとなります。
たばこ税の税率引き上げは、2018年から3段階で1本当たり1円ずつ、合計3円(1箱60円)の引き上げが実施されています。
たばこを取り扱うコンビニエンスストア等では、増税前のまとめ買いの予約を受け付けています。増税前に購入するには数日前までに予約する必要がありますので、注意しましょう。