いつモノコト

スマホとPCと電気鍋に同時給電 アンカーの電源タップが便利すぎる

Anker Nano Charging Station

モバイルバッテリーやイヤフォンなど、様々なデバイスを作っているAnker。使い勝手や価格帯など、消費者のニーズに合わせての商品展開が人気です。そんなAnkerのAnkerらしい痒いところに手が届くような電源タップ「Anker Nano Charging Station」をめちゃくちゃ愛用しています。

本製品は、コンパクトながらAC差込口2つ、USB-Cポート2つ、USB-Aポート2つを搭載。同時に最大6つのデバイスを充電することができます。最大67W出力に対応し、様々な機器に急速充電も可能です。値段は6,990円。

私が常設しているのはPCデスク横。テレワークも多い中そこまでデスクが広くはないので、この場所を取らないコンパクトさと口数がちょうど良いのです。

通常ACにはPCとモニタの電源を。4つのUSBポートには充電残量によって、MacBookとスマホとタブレット、イヤフォンとスマートウォッチとモバイルバッテリーのいずれかを充電する感じで使います。

MacBookの充電が少ない時はUSB-Cポートを1ポートだけ使用して急速充電をするけれど、使用しているAndroidスマホも最大充電速度が27Wなので、複数ポートを同時に使用しても充電速度が落ちることは基本ありません。

電気鍋、スマートウォッチ、スマホ、猫の給水器へ同時給電

リビングでも大活躍します。以前はコンセントから伸ばしている電源タップにACアダプタを挿してデバイスを充電していたけれど、ゴテゴテしたタップの見た目が悪いだけじゃなく、特に掃除機をかける時には邪魔になっていました。

2つ挿していたACアダプタで夫婦1つずつデバイスを充電したりしていたのが、今は電気鍋で鍋をつつきながら、同時に最大4つのデバイスを充電することもできるのです。我が家では家に3つ設置している猫用の給水器の1つもリビングに設置しているので、タップのUSB-Aポートに繋いでいつも新鮮な水が出るようにしています。

電気鍋、スマートウォッチ、スマホ、猫の給水器と、ジャンルがバラバラな機器への給電を同時にしているときが、リビングでの使用で効果を最大に感じられる瞬間です。

さらに便利さを感じ、真価を発揮するのは出張や旅行のとき。薄くてコンパクトなのでもち運ぶにも嵩張らないし、ポーチなどにもすっぽり入ります。電源ケーブルが本体から外せたらもっと扱いやすいかなと思うけれど、いっそのこと充電ケーブルもまとめて、付属の長めのケーブルバンドで括ると、ポーチなども不要でスッキリまとまります。

そして普段使っているケーブルをそのまま一緒にまとめることで、うっかり忘れ物も防げます。1.5mという電源ケーブルが持ち歩くのに少し長すぎて嵩張るかなと思うのは準備をしている時だけ。

ホテルによってはコンセントの位置が悪くて充電しながらデバイスを使いたいと思った時にすごく不便なこともあるけれど、これならホテルの少ない電源でどこにコンセントが付いていようと、快適に複数デバイスを同時に充電できます。これはまさに延長コードと電源タップを兼ねている優秀さなのです。

これだけコンパクトで薄い電源タップ、1度使ったら便利すぎて離れられない快適さです。

徳王 美智子

1978年生まれ。アナログ過ぎる環境で育った幼少期の反動で、家電含めデジタル機器にロマンスと憧れを感じて止まないアラフォー世代。知見は無いが好きで仕方が無い。家電量販店はテーマパーク。ハードに携わる全ての方に尊敬を抱きつつ、本人はソフト寄りの業務をこなす日々。