いつモノコト
ティファールのアイロンを買ってワイシャツをクリーニングした!
2021年9月18日 09:15
筆者はしばらくテレワークをしていましたが、部署異動をきっかけに出社が必要となりました。久しぶりの出社なので気分転換にシャツをクリーニングに出そうと考えましたが、おうち時間もあるのでホームクリーニングすることにし、アイロンを中心に道具を買いそろえました。アイロンはティファールのコードレススチームアイロン「FV9985J0」になります。購入価格は12,000円ですが、後継モデルも発売されているようです(FV9986J0)
アイロン+給電台+カバーがセットになっており、本体サイズは約12.5×27×15.5cm、重量は約1.35kg。1分間に最大110gのジェットスチームを噴射して頑固なシワを取ってくれます。ダイヤモンド型かけ面は温度が上がるほどすべりやすくなり、気になるアイロンジワを作りません。
ホームクリーニング(下準備編)
今回ホームクリーニングに使うシャツは、イタリア老舗シャツ生地メーカー「ALBINI」(アルビニ)の生地です。イタリアらしい発色と素材感が優れているのですが、70番手の単糸を使っているためか、シワができやすいです。アイロンがけには持ってこいの素材です。
洗う前に、襟袖汚れがひどい場合は石鹸とブラシを使います。筆者は、ウタマロ石鹸とえり・そでブラシを使いました。石鹸はいくつかありますが、ウタマロ石鹸が一番使いやすかったです。えり・そでブラシは専用品だけあって、力を入れなくても繊維の細かいところまで入っていくので汚れが落ちやすいです。
洗剤はエマールを使います。おしゃれ着用洗剤と呼ばれ、繊維を保護して洗ってくれるため、普通の粉タイプ洗剤と比べてふんわり感が違います。
洗濯機を使う際は、衣類が傷みにくい設定にします。筆者はパナソニックのドラム式洗濯機を使っており、「上質おうちクリーニング」モードを利用しています。このようなモードが無い場合、脱水時間だけを短くしてください。脱水時間が長いと”強いシワ”ができやすくなり、アイロンをかけても取れにくいです。また、洗濯の際には洗濯用ネットは必須です。ネットに入れないと衣類が傷みます。
脱水まで終わったら、ネットからシャツを出し、乾かしてからアイロンをかけます。アイロンに水を入れて電源を入れます。唯一、このアイロンの難点は、給水タンクが取り外しできないことです。計量カップに水を入れて、注がないといけないのはちょっと面倒です。
シャツの素材は木綿なので、木綿に対応する位置にレバーを切り替えます。ほかに絹、合成繊維などの素材にもレバーの切り替えで対応できます。
充電式なので立ち上がりは遅いですが、気長に待てば問題ありません。アイロンがすぐにかけられる状態になってほしい方は、給電式タイプのアイロンをお選びください。
ホームクリーニング(アイロンがけ編)
1分間に最大110gのジェットスチームは伊達ではありませんでした。シワがミルミルうちに消えていきます。アイロンのすべりも良くて快適な使い心地です。重量が1.35kgあり、重く感じる人もいるかもしれませんが、アイロンはある程度重さがないとシワが伸びません。コードレスはシワが伸びないと思っていましたが、伸びてくれました。
ホームクリーニング(応用編)
筆者はさらにクリーニング店風のクオリティを目指し、洗濯のりを使ってみることにしました。ボトル背面に記載の分量をもとに、洗面器に水と混ぜてシャツを入れて、水の中に通したら、絞って干します。
先ほどと同様に乾いたらアイロンがけです。洗濯のりを使うとパリッとするだけではなく光沢感もでます。まさにクリーニングに出したかのような状態になりました。
アイロンがけにかかる時間は、1枚10分程度。アイロンがけが8分、せんたくのりは2分前後でしょうか。少し手間はかかりますが、すべてやり終えて、「少し工夫すれば、ホームクリーニングも捨てたもんじゃない!」と思いました。
ちなみにクリーニング料金をネットで探すと183円~378円、平日の5日間出社すると183~378円×5日分=915~1,890円です。筆者は高級なアイロンを買い、道具をそろえましたが、長い目で見ればシャツを着るたびにクリーニングに出すよりコストは安くなりますので、おうち時間に試すのも良いと思います。