ニュース

御茶ノ水エキナカ商業「エキュート」5月14日全面開業 2階にテラス

「聖橋エントランス」イメージ

JR御茶ノ水駅のエキナカ商業施設「エキュートエディション御茶ノ水」が5月14日に全面開業する。2階を含む合計10店舗が新たにオープンする。

JR御茶ノ水駅では聖橋口駅舎や新改札口、駅前広場機能整備などを順次使用開始しており、駅改良に伴い進めてきた店舗開発も5月の全面開業により完了する。

駅改良は、23年12月に新しい聖橋口駅舎と改札口が使用できるようになるとともに、エキュート内店舗としてカフェ・ベーカリー、そば・うどん店、コンビニエンスストアの3店舗がオープン。25年3月31日に聖橋口駅前広場機能の全面使用が開始された。

JR御茶ノ水駅 聖橋口駅舎(3月13日撮影)

5月14日には、1階に3店舗、2階に7店舗の計10店舗がオープン。オープンテラス「おちゃテラス」も使用できるようになる。

エキュートには新設された聖橋口改札側と茗渓通り側の2方向からのアクセスが可能。神田川に沿うように建物が建ち、2階のカフェや和食のショップからは眺望を眺めながら食事や喫茶が楽しめる。

「茗渓通りエントランス」イメージ
工事が進められているエキュートエディション御茶ノ水 神田川側(3月13日撮影)

周辺環境と呼応した空間作りを目指し、館内には各所に植栽を配置することで、神田川沿いの緑をそのまま館内に引き込んだかのような空間とした。

2階イメージ

神田川側にはオープンテラス「おちゃテラス」を設置。買い物の合間に寛ぐ、購入した飲み物などを片手に一休みする等の使い方ができる、一息つける場所を提供する。

施設コンセプトとして「こころ、くらし、ととのう」を掲げており、このコンセプトに沿って茗渓通りエントランスから2階へ進んだ場所に、御茶ノ水エリアの魅力を発信するコミュニティスペース「おちゃのば」を整備。約8種類の御茶ノ水近隣で作られたフリーペーパーや、エリアの見どころをまとめた「まちあるきマップ」を設置する。

おちゃのばイメージ
まちあるきマップイメージ

マップはイラストレーターの竹内俊太郎さんが担当し、 周辺の歴史的建造物、楽器街、大学、そのほか見どころをオリジナルのイラストで紹介している。

特に注目したいスポットをカテゴリーごとに「特集」して紹介する「おちゃのばカプセル」では、御茶ノ水エリアの見どころをアクリルキーホルダーに仕立て、カプセルトイとして購入可能。開始は5月下旬予定で、第1弾は東京喫茶店研究所二代目所長の難波里奈さん監修の「純喫茶」特集を企画している。

おちゃのばカプセルロゴ

新規オープンの店舗は以下の通り。猿田彦珈琲は、店舗初となる眺望を楽しめるテラス付き。

  • カフェ「猿田彦珈琲」(2階/改札外)
  • とんかつ・どんぶり「まい泉食堂」(2階/改札外)
  • 雑貨・アート作品「ケンエレブンシツ」(2階/改札外)
  • アジアンカフェ「ゴンチャ」(1階/改札内)
  • 発酵スタンドバー「FARM8 STAND」(2階/改札外)
  • フラワー「青山フラワーマーケット」(1階/改札外)
  • リラクゼーション「ラフィネ」(1階/改札内)
  • 美容サービス「アトリエはるか」(1階/改札外)
  • ドラッグストア「ウエルシア」(1階/改札外)

ラフィネ、アトリエはるか、ウエルシアは4月9日、他は5月14日オープン。

フロアマップ
ショップ一覧