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京王電鉄、新宿西口再開発の工期が未定に

京王電鉄は28日、新宿駅西南口地区開発計画の変更を発表した。南街区において2028年までを予定していた工期が「未定」となった。2023年度に南街区着工予定としていたが、現時点でも新築工事に着工できておらず、工期を見直す。

同計画では、現在の京王百貨店の場所を含む北街区と、甲州街道をはさんで渋谷区側の南街区に分けられるが、まずは南街区の開発に着手する予定。南街区は地上37階(高さ225m)、地下6階の大規模再開発となり、店舗、事務所、宿泊施設、駐車場などを集約する。敷地面積は約6,300m2、延床面積は150,000m2

南街区開発建物イメージ(2023年8月発表資料から)
街区の構成

この南街区の工期が28年度から「未定」に改められた。2025年3月期の連結業績における影響は軽微としている。なお、北街区の開発着手は、南街区の竣工後を予定している。

南街区周辺(2023年頃)
南街区周辺(2025年頃)