ニュース

ローソン「マチの本屋さん」四国初出店 書店跡地にオープン

LAWSONマチの本屋さん(イメージ)

ローソンは、「LAWSONマチの本屋さん」を、書店のない愛媛県内子町に「ローソン内子五十崎インター店」として4月1日にオープンする。2024年9月に閉店した書店跡地への出店となる。

「LAWSONマチの本屋さん」は、2021年からトーハンとローソンが連携して展開している書店併設型のコンビニ店舗。弁当、おにぎり、飲料など通常のコンビニエンスストアの品揃えに加え、約7,000タイトルの本・雑誌を取り扱う。

日本出版インフラセンターの調査によると、2024年12月時点の日本全国の書店数は10,568店で、10年前の2014年と比べると約3割減少し、愛媛県でも同様に約3割減少している(154店→112店)。また、出版文化産業振興財団の調査では、2024年8月末時点で書店が一つもない無書店自治体は全国で27.9%となり、1書店以下の自治体は47.7%となった。

ローソン向ヶ丘遊園駅南店(イメージ)

LAWSONマチの本屋さんは2021年6月に埼玉県狭山市に1号店をオープンし、今回で14店舗目、地域の書店とコラボレーションした書店併設型店舗と合わせると合計31店舗目となる。四国地区での出店は初。

これまでにオープンしたLAWSONマチの本屋さんでは、雑誌、雑誌カテゴリーの合計売上高が、全国のローソンの平均と比較して約15倍になる店舗もあるという。

所在地は愛媛県喜多郡内子町内子1163。オープン日は4月1日8時。営業時間は24時間。売場面積は、228.63m2(約69.16坪)、うち書店部分は71.86m2(約21.74坪)。

書店とのコラボレーションを含めたローソンの書店併設型店舗数(合計31店)