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LINEのトークで「ねこ語」や「侍」 LINE新機能「AIメッセージ変換」
2025年3月6日 10:33
LINEヤフーは、「LINE」の新機能として、メッセージを「ねこ語」や「タメ口」などに自動変換する「AIメッセージ変換」を開始した。正式リリース前の新機能をテスト的に利用できる「LINEラボ」で2月から展開されている。
LINEメッセージ変換は、トークルームで入力した下書きメッセージの口調を「敬語」「タメ口」「誤字脱字修正」「ねこ語」「侍言葉」などに自動変換できる機能。LINEの「トーク」で初めて生成AIを取り入れた機能となる。
例えば
お疲れー!明日の集合時間何時にする? 私、お昼に予定あるから夕方遅い時間がいいな。あと場所どこにする?
というトーク入力を敬語にする場合は
お疲れ様です。明日の集合時間は何時にいたしましょうか?私、お昼に予定があるため、夕方の遅い時間が良いかと思います。併せて、集合場所はどこにいたしましょうか?
となる。
ねこ語の場合は
お疲れにゃー!明日の集合時間、何時にするのかにゃ? 私、お昼に予定あるから、タ方遅い時間がいいにゃん。あと、場所はどこにするかにや?ミャ!
侍言葉は
お疲れ様でござる! 明日の集合の時刻、何時に致そうか? 私、お昼に予定が御座る故、 夕方遅き時が望ましいでござる。さらに、場所はどちらにいたしましょうか?
AIメッセージ変換を使うためには、「LINEラボ」で「AIメッセージ変換」をONにする。現在はユーザー数を絞ってテスト中としている。
AIメッセージ変換をONにして、トークにテキストを入力すると送信ボタンの左側に[AI]ボタンが表示される。AIをタップすると、敬語、タメ口、誤字脱字修正、ねこ語などの選択肢が表示され、好みの変換を選択すると文体が変更される。
LINEヤフーでは、LINEラボにおけるテストを経て、今後の展開を検討していく。