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北大阪急行、全駅でタッチ決済乗車 QRコード乗車券も開始
2025年2月21日 19:23
北大阪急行電鉄は、3月1日から全駅の改札機でクレジットカード等のタッチ決済による乗車サービスを開始する。駅係員常駐の窓口では1月中旬から一部利用を開始していた。
三井住友カードの公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用。タッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、カードが設定されたスマートフォン等で北大阪急行を利用できるようになる。
対応路線は北大阪急行電鉄の全駅(箕面萱野・箕面船場阪大前・千里中央・桃山台・緑地公園)。対応ブランドは、Visa、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯、Mastercard(3月4日予定)。
利用方法は、タッチ決済対応のカードやスマートフォン等を、改札機に設置された専用リーダーにタッチするだけ。大人普通運賃のみに対応し、小児運賃や割引サービスの設定はない。乗車区間に応じた運賃がカード決済で引き落とされる。
利用履歴は、QUADRACの「Q-move」マイページから会員登録をすることで、過去1年間の利用履歴を確認できる。
QRコードを活用したデジタル乗車券のサービスも3月1日から開始する。スルッとKANSAI協議会に加盟する鉄道・バス事業者が共通で利用することを前提に構築したQRコード乗車券サービス「スルッとQRtto(スルッとクルット)」を活用。事前に購入したQRコード乗車券をスマホ等で表示し、改札機に設置する専用リーダーにかざすことで改札を通過できる。
さらに、QRコード乗車券のサービス開始にあわせて、Osaka Metro全線と北大阪急行電鉄が1日乗り放題となるQRコード乗車券の「Osaka Metro&Kita-kyu Train Pass 1day」を発売する。期間は2025年3月1日~2026年3月31日。価格は1,400円で、購入日から30日間有効。スルッとQRttoまたは、eMETROアプリ(春頃発売開始予定)などで購入可能。