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ぴあ運営の公式チケットリセール「チケトレ」サービス終了

ぴあは、公式チケットトレードリセール「チケトレ」のサービスを6月30日に終了する。

6月30日までに開催される公演チケットは取引可能。出品受付終了日時は6月20日23時59分で、購入申し込み終了日時は6月23日23時59分。宝塚歌劇公演のリセールスケジュールは別途案内されている。

売上金の入金は、公演日の4日後に運営事務局より振込手続きが行なわれる。登録口座への入金は、振込手続きから3~4日後(金融機関の休業日除く)。口座登録不備による売上金の再振込対応は7月末まで。

マイページへのログイン・取引履歴の閲覧は7月末まで利用可能。以降は問い合わせ窓口を含む、全機能が利用できなくなる。

チケトレは、2017年6月にスタートした、エンタテインメント業界団体公認の公式リセールサービス。エスカレートするチケットの不正高額転売問題に対し、日本音楽制作者連盟、日本音楽事業者協会、コンサートプロモーターズ協会、コンピュータ・チケッティング協議会の4団体が協議を重ねてサービスを実現し、ぴあがサービスの構築・運用・管理を受託している。

公認チケットリセールサービスとして横浜DeNAベイスターズが利用しているほか、スポーツ、演劇、音楽イベントなどさまざまなジャンルで取り扱われており、出品できるチケットは、ぴあで購入したものだけでなく、イープラスやローソンチケットなど他社サイトで購入したものも対象としている。

出品者・購入者は直接やり取りをする必要がなく、チケット代は公演終了後までチケトレ運営事務局が預かり、安全にチケット取引ができる点を特徴としている。

横浜DeNAベイスターズが公認チケットリセールサービスとして利用

一方、取引が成立すると、出品者・購入者ともにチケット金額の10%(3,999円以下の場合は一律405円)の取引手数料が掛かり、手数料が高いといった声が挙がることもあった。

チケトレ手数料