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Meta、5大陸結ぶ世界最長5万kmの海底ケーブル

Metaは、世界最長50,000kmの海底ケーブルで5大陸を結ぶ「Project Waterworth」を発表した。米国、インド、ブラジル、南アフリカなどを経由して施設される。

高性能な海底ケーブルを開設することで世界中のデジタルインフラの規模と信頼性を強化するもので、今後複数年にわたり数十億ドル規模の投資が行なわれる。

これまで同社は過去10年間にわたって20本以上の海底ケーブルを開発。一般的な8~16ファイバーペアの光ケーブルに加え、最新の24ファイバーペアからなる海底ケーブルも複数回導入している。

プロジェクトでは、ケーブルの耐久性を維持するためのエンジニアリング設計も継続的に進めながら、世界最長の24ファイバーペアからなる海底ケーブル網を構築。最大7,000mの深海への施設や、海岸近くの浅瀬など、リスクの高いエリアでは埋設技術を強化し、船舶の碇などによる損傷を防ぐ。

なお、米国を公式訪問したインドのナレンドラ・モディ首相は、米国のドナルド・トランプ大統領との共同声明のなかで、インド洋の海底ケーブルの保守や修理についての投資を行なうことも表明している。