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デジ庁、ハロプロなどのライブでマイナカード活用のチケット不正転売防止実証
2025年1月17日 14:07
デジタル庁は、エンターテイメント領域でのマイナンバーカードの利用拡大に向け、「モーニング娘。」のライブイベントなどでチケットの不正転売防止・業務効率化等を目的とした実証実験を実施する。
ドリームインキュベータが受託事業者、playgroundが技術提供事業者となり、ライブイベントでのチケットの不正転売防止などを確認する。実証実験は、アップフロントグループが協力し、25年3月21日に開催される「モーニング娘。’25 小田さくらバースデーイベント ~さくらのしらべ 14~」、3月29日・30日に開催される「Hello! Project ひなフェス 2025」で、マイナンバーカードによる本人確認を行なうもの。
実証では、チケットサイトなどと、デジタル庁が開発した「デジタル認証アプリ」を連携し、マイナンバーカードによる本人確認を実施。これにより、実効性の高いチケットの不正転売防止対策や、会場入場時の本人確認業務のデジタル化による業務効率化、ファンクラブサービスにおけるプレミアムな体験価値の提供などを検証する。
「モーニング娘。’25 小田さくらバースデーイベント」では、マイナンバーカードによる本人確認を行なった人向けに、チケット販売(抽選)を実施。「Hello! Project ひなフェス 2025」は、一般枠とは別に、マイナンバーカードによる本人確認を行なった人用の枠を用意し、チケット販売(抽選)を行なう。