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グーグル、現実に近づいた動画生成AIモデル「Veo 2」 4Kに対応
2024年12月17日 11:47
Googleは16日(米国時間)、動画生成AIの「Veo 2」を発表した。最大4K解像度で、数分間の動画をテキストプロンプトなどから生成できるようになる。
OpenAIのSoraや、RunwayのGen-3など、動画生成AIが注目されているが、そのGoogle版といえる動画生成AIモデルが「Veo 2」となる。
Veoからのバージョンアップでは、4Kまでの高画質出力に対応したほか、現実世界の物理現象や人の動き、表情への理解を向上し、よりリアルな表現を可能とした。また、映画制作の文法を理解し、様々な表現に対応する。例えば、「シーンの中央を滑るように移動するローアングルのトラッキングショット」や「顕微鏡を覗く科学者の顔のクローズアップショット」などのプロンプトの指示に応じて動画を生成する。また、「18mmレンズ」と指定すれば、18mmレンズ風の広角ショットを作成。被写界深度の調整などにも応じる。
今回、Veo 2の機能をGoogle Labsの動画生成ツール「VideoFX」に導入。より多くのユーザーが利用できるようになる。また、2025年にはYouTube Shortsや他の製品にも拡大する。
なお、Veo 2の出力にはSynthID ウォーターマークが含まれており、AI生成であることを識別可能とする。
Today, we’re announcing Veo 2: our state-of-the-art video generation model which produces realistic, high-quality clips from text or image prompts. 🎥
— Google DeepMind (@GoogleDeepMind)December 16, 2024
We’re also releasing an improved version of our text-to-image model, Imagen 3 - available to use in ImageFX through…pic.twitter.com/h6ejHaMUM4